新規奏官向け 推し育成マニュアル
【前文】
この記事は8/1より開催されているのりプロコラボからファントムオブキル(以降、ファンキル)を始められた新規奏官向けの育成マニュアルです。
推しを愛でたいのであればこれに囚われる必要はありません。
自分の心のままに育成し、失敗をしても再度チャレンジし、推しとともにシステムを理解し、強くなる。そんな奏官ライフも存在します。
この記事はあくまでも、それらの理解の一助となることを願ったものであることをご了承ください。
また、基本を学ぶためのマニュアルであり、妥協ラインなどは筆者の主観が入っていることを事前にご理解いただければ幸いです。
【画面の見方】
こちらはファンキルのキャラクター画面。
パラメータが多くってわからない……とこの段階でつまずく方も多いと思います。
これらについてまずは解説していきます。
1:姫型
画面内、魔姫型と書かれているところ。
このゲームには6種類の型があり、それによって最終的なパラメータが変わってきます。
今回実装された【白雪みしろ】については以下5種類の型が存在します。
・命姫型:HPが伸びやすい
・魔姫型:魔が伸びやすい
・守姫型:守/精が伸びやすい
・匠姫型:技/速が伸びやすい
・王姫型:運が一番伸びやすく、それ以外のも比較的伸びやすい
また、それぞれに型ごとの専用スキルがあり、それによって活用方法も変わってきます。
ここまで読むと『じゃあどの型がいいの?』という疑問が浮かぶと思います。
これについては「どれでもいい」が答えです。
ソロで遊び、世界観を楽しむだけであれば、ぶっちゃけ型なんかは気にする必要はありません。
え、『マルチもやりつくしたい!』? 『高難易度コンテンツもやりたい』?
その場合は型ごとの専用スキルを見つつ、匠、魔、王姫あたりを選んでおけば安牌です。
注意点として型の変更には専用のチケットが必要です。
また、自身が望む型に確定で変更できるチケットはガチャで150連しないと入手できない点も注意してください。
自身の中である程度の型妥協というのも考えておきましょう。
2:上限突破
画面内、姫型の隣にある4つのひし形のところです。
そのキャラクターがその段階で何レベルまで育成できるかという点に影響します。
各成長段階において最大まで上限突破をし、最大Lvまで上げるのが育成の基本となります。
星4の段階では最大Lv70まで育成、星5の段階では最大Lv80まで育成といった具合にです。
しなかった場合、最終的なパラメータが大きく落ち込んでしまいますので注意しましょう。
(一応、それらの育成ミスに対応可能な素材も存在します)
突破素材はフェアリー、あるいはキラーズメモリーというものです。
フェアリーは名前の前に使える属性やコラボ先、後にどの星段階に使えるかが記してあります。
キラーズメモリーは特定キャラクターの星5の突破に活用可能です。
合成時には使える素材が自動で表示されますので、表示されているものを使えば問題ありません。
3:Lv
画面内、Lvのところです。
現在のLv/その星および突破段階での最大Lvという表記になっています。
現在のLvを最大まで上げると進化(次の星段階へ上げること)ができます。
星4をLv50で進化、星5をLv60で進化といったことも可能です。
ですが、先の上限突破にて記した通り、上限突破していない段階で育成をしてしまうと最終的なパラメータが大きく落ち込みますので、メリットはあまりないです。
4:パラ詳細
画面内、〈パラ詳細〉を押すと以下のような画面が出てきます。
ここでは現在の突破段階や統合値、育成をした際のパラメータの上昇値や強化値など、すべての情報が確認できます。
基本的にはこの画面の現在値/上限値のところを見ながら育成をすることになります。
ここの詳細な見方は後ほど、育成過程にて説明をします。
5:淘汰値
画面内、淘汰値のところです。
ここについてですが、ソロで遊ぶ分には極論0でも問題はありません。
『強い推しを見たい!』という方はぜひ15まで上げましょう。
育成の最終段階、クラスチェンジという項目にて影響が出てきます。
上げるための素材はキラーズイノセント、スモールイノセント、イノセントピースと呼ばれるものになります。
キラーズイノセントは淘汰値が1(100%)上がります。
スモールイノセントは淘汰値が0.1(10%)上がります。
イノセントピースは淘汰値が記載されている数値分(10~90%)上がります。
これらにも対応属性や使えるキャラが存在します。
ですが先にも記載した通り、合成時には使える素材が自動で表示されますので、それらを組み合わせて15を目指しましょう。
6:共鳴率
画面内、共鳴率のところです。
100%まで上げると様々なキャラクターに用いれる付替スキルを入手できます。
ここについてですが、50%まで上げてください。
そうすることにより、画面左上の虫眼鏡マークから見れるキャラ説明画面のボイスがすべて聞けるようになります。
上げるための素材はネクトルと呼ばれるものになります。
上昇幅は1%、5%、10%とありますが、新規奏官の方でも50%分は配布分であると思います。
そのほかにも様々なパラメータが存在しますが、育成に関しては先にあげた6項目を見ながら行えば問題ありません。
次からは実際の育成過程に移りましょう。
【育成方法】
1:姫統合
画面内、〈姫育成〉を押すと以下のような画面が出てきます。
こちらの姫統合画面でまずは統合(基礎パラメータの強化)を行いましょう。
〈タップで統合素材を選択〉というところを押すと使える素材が一覧として出てきます。
まずはフェアリー類を4つ選びましょう。
その後、ドルルと呼ばれる素材を下の数値が赤くなるまで選び、〈決定〉を押しましょう。
(運以外のドルルは基本3体、運のドルルは星4で28体/星5で30体)
その後、表示された画面で〈統合する〉を選択。
そうすると以下のようにパラメータの統合値が増えます。
なによりもまず、この状態にしましょう。
(本当に初期パラメータのままの場合、簡単なクエストをクリアするのも難しいことがあります)
ここまできたらクエストにて、Lvを上げる段階です。
2:Lv上げ
Lv上げを行う前にひとつだけ、行うことがあります。
Lv上昇時にパラメータが上がりやすくなったり、上がるパラメータの指向性を与える装備《マナシード》を持たせましょう。
この装備を付けていないと育成がかなり厳しいものとなります。
このゲームはLvが1上がるごとに成長判定があるものです。
(ファイアーエムブレムをやっている方には馴染みが深いと思います)
その際に上がるパラメータはランダムであるため、少しでも上がる可能性を高めるために持たせるのを強く推奨します。
Lv上げのためのクエストですが、イベントクエストの育成タブ内、〈封鍵の庭園〉―〈メタルガーデン〉―〈極メタルガーデン〉を活用するのをオススメします。
理由ですが、Lv1のキャラクター単騎でクリアできる、かつ1回でLvを最大まで上げられるクエストだからです。
武器種:銃のキャラ以外ならばクリアできないことはありません。
(武器種:銃のキャラに関しては攻撃にHPを消費するため、攻撃の命中数次第ではオートでクリアできないことがあります。
なお、オートでクリアできないだけであり、手動操作で体力回復ができる場所に移動→攻撃の手順をすれば対応可能です)
上記のクエストでは星4のキャラであれば2人まで、Lv70まで一気にあげることが可能です。
星5以上のキャラを混ぜた状態で2人以上育成した場合、片方が最大Lvまでいかないため、別のクエストで追加のレベリングが必要となります。
そのため、星5/星6キャラは単騎で出撃するのを推奨します。
注意点として、上記のクエスト以外にもLv1で攻略をできたり、あるいは1回でレベルを最大まで上げられるクエストはあります。
あくまで、先に推奨したクエストは効率よく育成をしたい場合の選択肢と考えていただければ幸いです。
3:姫強化
Lvを最大まで上げ切ったら、〈姫育成〉の画面から〈強化〉を選び、姫強化を行います。
姫強化は任意のパラメータに対し、各星の突破段階における上限数まで強化値と呼ばれる追加のパラメータを割り振るシステムです。
上記の【白雪みしろ】については以下のようになっています。
・HPは8まで追加で伸ばせる
・魔は3まで追加で伸ばせる
・速は3まで追加で伸ばせる
・技は5まで追加で伸ばせる
・運は5まで追加で伸ばせる
・それ以外の力/守/精はすでに上限のため、追加の割り振りはできない
この状態で、どのように強化値を割り振ればいいのか、ここがつまずきやすいポイントとなっています。
これについて、わかりやすい指標を設けるならば「現在値の1の位を1にするように割り振る」と把握すれば間違いありません。
例えば上記のパラメータの場合……
・HPを7割り振れば現在値が81となる
・運を1割り振れば現在値が41となる
・魔/速/技は次の10の位の1になりようがないため割り振り不要
以上から、強化値8をHPに7、運に1割り振ります。
なぜ「現在値の1の位を1にするように割り振る」のか。これは後ほど説明を行う姫進化に関わってきます。
姫進化を行う場合、パラメータの一部を引き継ぎます。
その際の引継値の決定方法が以下の通りとなっております。
・現在値が1~10 →引継値は1
・現在値が11~20→引継値は2
・現在値が21~30→引継値は3
……
これに当てはめると73でも76でも、あるいは71でも80でも、引継値は全て8となります。
引継値が9となるのは81を超える場合のみです。
以上を踏まえ最も効率的に引継値を上げる強化値の割り振り方は「現在値の1の位を1にするように割り振る」というものになるのです。
ここから、実際に強化してみます。
〈タップで強化素材を選択〉というところを押すと使える素材が一覧として出てきます。
先にあげた規則に沿って素材を選択し、〈決定〉を押しましょう。
その後、表示された画面で〈強化する〉を選択。
そうすると以下のようにパラメータの強化値が加算され、現在値が変化します。
この状態で、各現在値が理想となる値となっていれば5:姫進化に進んでください。
もし取れていない場合、次に説明する姫転生を行いましょう。
4:姫転生
姫強化の段階で、どう頑張っても理想となる値とならない場合が多々存在します。
そういった場合には〈姫育成〉の画面から〈転生〉を選び、姫転生を行いましょう。これによりLvを1に戻せます。
そうして、また再度育成し、姫強化で理想となる値が取れるかを確認。
ここまで読んで、お察しいただける方もいらっしゃるでしょう。
このゲーム最大の沼要素です。
最強を目指す場合、この転生を何十、何百と行うことになります。
ストレートに書きますと、この行為は苦行です。
推しのためなら、という気概があってもその時間を捻出することは難しい場合もあります。
これをできる限り避けるためにも、先の姫強化の段階である程度の妥協点を作るのを推奨します。
筆者の場合は以下のような妥協点で育成しています。
・力あるいは魔/速/技/運が最大の引継値である
・守/精が最大の引継値、あるいは1少ない値
・HPは不問
このくらいゆるければ、そこまで転生回数を重ねずとも済みます。
長く、緩く推しを愛でたいのであれば、このゲームが嫌いにならないラインの妥協点を作りましょう。
姫転生の備考として、成長の結果を記憶することができます。
〈記憶の保存〉を選択し、記憶のスロットを選択すると現在のパラメータが保存されます。
この保存された転生の記憶にはいつでも転生が可能です。
理想に近い値が出た、けど育成アイテムが尽きるまでは転生をしたい。
そんな際に保存しておき、理想となる値が出なかった場合は転生の記憶に転生するといったことが可能です。
妥協点を作るにあたり、うまく活用をしましょう。
5:姫進化
キャラごとに決められた素材を用い、星4から星5へ、星5から星6へ、一部のキャラは星6から星7へ(覚醒)させる、それが姫進化です。
このゲームでは一部を除いてどのキャラクターも星6まですることができます。星=レアリティではありません。
〈姫育成〉の画面から〈進化〉を選び、姫進化画面へ。
そこで引継値、最大で引き継げる上限値、これらを加味したその星段階での成長度などが確認できます。
先にあげた筆者の妥協ラインであれば基本的に成長度:SSSは取得可能です。
これで問題がなければ〈進化する〉を押し、進化をしましょう。
ここまでやることにより、星がひとつ上のものになります。
この後、星5から星6にすることになるのですが、【育成方法】の1~5の手順をもう一度行うことになります。
この部分は同じであるため、説明は割愛させていただきます。
また、星6にあげた後はひたすら【育成方法】の1~4の手順を繰り返しで、自身の理想とする数値になるまで転生をすることになります。
満足するまでやりましょう。満足したら強化値を割り振ってあげてください。
これ以降は星6にあげた後、追加の育成についてのお話です。
6:クラスチェンジ
星6になると画面の上部、ジョブが記載されているところに〈クラスチェンジ〉というボタンが追加されます。
このボタンをクリックすると、以下のようなクラスチェンジの画面に移動します。
この3つがこのキャラクターがなれる、新たなジョブとなります。
初めはVertex1/2のみに変更が可能です。
Vertex3はVertex1と2のバーテックスファクターLvをすべて5にした場合に取得可能になります。
この段階で、先にお話した淘汰値が要素として出てきます。
Vertex1、2のバーテックスファクターLvは淘汰値5でないと最大値の5にすることができません。
また、Vertex3のバーテックスファクターLvは淘汰値15でないと最大値の5にすることができません。
各バーテックスファクターLvを最大まで上げると、マスターボーナスという追加のパラメータ補正が受けられ、戦闘力が大きく上がります。
強い推しが見たいのであれば淘汰値15までは上げ、マスターボーナスを獲得しましょう。
備考:星について
【育成方法】については先の1~6で全てですが、一つだけ補足事項があります。
それが星の存在です。
型スキルの中には『「○」に星がついている場合』といった記述がされていることがあります。
この星というのは姫統合、Lv上げによる成長、姫強化の合計を上限値まで育成をした場合に、パラメータ左上につく赤い星のことを指します。
型スキルにて指定がある場合はその指定されたパラメータを、ない場合は力あるいは魔/速/技/運の星を。
星6の育成はこれらをひとつの目標にするとやりやすいと思います。
ここまで全てこなせれば、間違いなく一線であなたと共に歩んでくれる、あなたが育成した、たった1人、あなただけの推しに育ってくれています。
どうか、あなたと、あなたの推しである子に幸あれ!
【後文】
以上をもって、『新規奏官向け 推し育成マニュアル』は〆となります。
前文にも記載した通り、これはあくまでも、筆者がこうしているというものであり、必ずしも正解というわけではありません。
多くの妥協点や改善点もあります。
自ら学び、自らの道を行く。そういった楽しみ方もあるのです。
ですが、この記事を読んで、少しでもファンキル内での推し活の一助となっていただければ嬉しく思います。
今回、ファンキルとコラボをしてくれたのりプロに、そしてのりプロとコラボをしてくれたファンキルに感謝を。
そして、ゲーム内で華やかに咲いてくれた白雪みしろ嬢に感謝をもってこの記事を閉じようと思います。
みしろちゃん、ゲームへの実装本当におめでとう!
めっちゃくちゃ嬉しかった!
これからもずーっと、相棒としてこのファンキルの世界を駆けていこう!