いつもは踏まない線を踏んでみる 獅子座満月2023
2/6(月)の3:26頃、♌獅子座17°で満月を迎えます。
あっという間に2月に入ってしまいましたね。
前回の新月が旧歴正月だったこともあり、1月下旬頃から自分の周りの景色が少し変わってきているように感じている人も多いかもしれません。
そんな流れで今回の満月を迎えるわけですが、
太陽が水瓶座にあることと、3ハウス(双子座の管轄)に星が集まっており、火星が双子座にいることもあり、引き続き「風」の性質が強く出ている感じです。
「風」の象意は、【知性(思考力)、精神性、情報(知識)】。
性質としては、一つのところに留まらないで、横に拡散しやすく(ついでに色々なものを巻き込みながら)、【分化】していくことにあります。
(→詳しくは、短編コラム集に入っている「風の時代を考える①~④」をご覧ください)
昨年の春分からの一年の流れのテーマは「自分ならではの本質的な豊かさを手に入れていく」ということで来ていますが、夏至・秋分・冬至と通過してきたメッセージをまとめると、
「自分はこうあるべき」や「自分はこういう人」、「自分がこれしかできない」「自分はこれが合っている」という、自分で固めてしまっている自分自身の外郭イメージを、広げたり絞ったり、組み立てなおしたりと、再構築する流れだったと思います。
3月にくる、次の春分からのサイクルに向けて、改めて自分の外郭を保ちつつも必要時に変化できるように柔らかい状態にしておくこと、
そして、いつもと違うことをしてみても、どこまでだったら自分として大丈夫なのか? 試しに自分の外側にある目に見えない境界を、外に向かって自分で押してみるということが、今回のポイントのような気がします。
そんな今回のメッセージは、
仕事をしている時などの公的(外に見せる顔)な自分と、家族と過ごしていたり、自分の時間を過ごしている時などの私的(外に見せない顔)な自分との差を守るために、それぞれ一定のところで線引きをしていることが多いと思うけど
今しばらくの期間は、自分が本音を出したり、距離を近くしても良いかなと思ったりした特定の相手や場となら、少しその境界線を緩くしてみても良さそう。
いつもだったら入り込まないところに、充実感を感じたり、思わぬ良いことを発見することがあるかも。
という感じでしょうか。
公私の顔が全く一緒!という人は少ないとは思いますし、自分の素を出した結果がネガティブな経験になったことがあったり、自分の内側を外に見せたくない人ほど、境界線が厳格だと思いますが、
いつもは意識的あるいは無意識に線引きしているラインを、敢えて踏み超えてみる。つまり、いつもの自分ではしないような判断や行動をちょっとだけしてみると、ポジティブな変化が自分にありそうだよ!
ということのようです。
特に、仕事的な場では、いつもだったら言わないようなことを言いたくなってしまったり、自分の利益や得を守るより、より大きなことを守るために発言する、という人もいるかもしれません。
【コレ】が今まであたりまえだったとしても、そこにある安心感に依存をするのではなく、自分が出してみても良いかなということがあれば、今まで外に対して見せていなかった「新しい」自分の一部を環境に対して、是非打ち出してみて。
と、今回はそんな感じです。