無条件の愛
私が休みの日、偶然にも父が夜勤の日と重なったので、お昼間は実家に帰って父と過ごしました。
「おーい、昼飯でも食いに行くか〜」
おや珍しい。
私は普段は節約のため、お昼は自作のお弁当かコンビニのおにぎりで済ませています。
なのでもちろんついて行きました。
商店街をぶらぶら歩き
「ここだけは衰えへんよなぁ」
「そうやな」
「お前が高校生の頃、ここでバイトしようかなって言ってたの覚えてる?」
「え!?全然覚えてない」
など、他愛もないことを話しました。
そんな他愛もないことが今の私にはとっても幸せなのです。
無条件に私を愛してくれる両親と妹がいて、私はなんて幸せものなんだろうか。
大人になった今、今こそ、強く感じています。
人はそう簡単には他人に愛してもらえないし、大切にもしてもらえない。こちらがどれだけ愛していても、その愛が返ってくるとは限らない。返ってこない事の方が多い。
ということに気付いてしまったんです。
・
話が逸れましたね、戻しましょう。
このあと私の希望で喫茶店に行きました。
おばちゃんが二人でやってる小さなお店。
BGMは70年代のアイドルの曲が多く、二人でこそっと「このBGMいいね」と話しました。
そうこうしてる内に、きました。
ミックスサンドとレモンティー
たまごがふわふわで美味しかったなあ。
ティーカップの花柄が綺麗。
私は喫茶店のティーカップを見るのが好きです。綺麗な色、綺麗な形だと必ず写真を撮ります。
いつかスマホの中の写真を現像して、1冊のアルバムにまとめたいと思っています。
ティーカップ専用のアルバム。
ごちそうさまでした。しあわせな1時間をありがとう。