一杯の珈琲の力
仕事前、思い立って喫茶店に寄った。
いつも前を通る度に「次の日曜に来よう」と思っていたお店。
月末から月初にかけての2週間はとても忙しく休みが取れないので、毎月どこかで朝時間を取ってカフェラテなどを買い、オフィスでのんびり飲んでいる。
でも今月は喫茶店にした。
今朝起きた時、自分の口から出た一言目が「彩りが欲しい…」だったし、丁度あったかいコーヒーが飲みたかったから。
あと、「何も考えない時間」を意図的に作ってあげないと私は常に仕事の段取りを考えて鬱々としてしまうから。(繁忙期だけね。)
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でも家を早く出ることによって残念なこともあった。いつも電車から眺めている大きな河を見れなかった。。
真ん前に女子高生が2人。真横におじさん。前の窓からも自分の後ろ側の窓からも見れない。これは非常に残念。
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喫茶店に到着。
意外と小綺麗な店内で暖色の灯りが嬉しい。
テーブルの並び方も綺麗でホテルみたいだ。
ホットコーヒーを注文。
プラス100円でモーニングが食べられたのだが、家でトーストを食べてしまったため断念。
コーヒー到着。
カップとソーサーの柄が和風のお花で可愛い。和風の柄でコーヒー…新鮮。良い。
無愛想なお兄さんが淹れてくれたコーヒーはクセがなく飲みやすい。
タバコの匂い、厨房の音、店内の静かなBGM。うっとりしてしまう。
次は文庫本を持参しよう。
モーニングをたべよう。
煙草も持ってきたいな。
そう決意し、少しうたた寝をして仕事に向かいました。