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ENTP(女)とINFJ(男)カップルの日常①

ある日彼と一緒にコンビニへ行った時のこと。
私はツナマヨおにぎりが大好きで、必ず購入するのだが、その日はなんと、おにぎり棚がすっからかん…!ものの見事に空っぽだった。

「がーんがーん😨なんで無いのぉぉ」悲しむ私に対して、
「よしよし。他のもの買おうね」と優しく慰めてくれる彼。

ところがその時、おにぎり売り場を挟んで向かいの通路に、商品補充用のラックが積んであるのが私の目に飛び込んできた。
店員さんが他の棚へ品出しをしていたのは理解できたのだが、どうしてもツナマヨが諦められない私。
店員さんに駆け寄り、話しかける。
「あの、これ、おにぎりってこの後補充されますか?ツナマヨ…ありますかね?」
店員さんは「あ、お待ちくださいね!」と言い、おにぎりコーナーの前に積んであるラックから「えっと……ツナマヨ、あ!これですね。どうぞ!」と補充前のおにぎりを探し出して、渡してくれた。

「わーいわーい😆🙌🏻」大喜びする私。
彼はそんな私の様子を見ながら
「やっぱり君は、僕とは違うね」と言う。
「僕は、探しているものが無ければ、すぐ諦める」
「縁が無かったと思って、もう二度とこの店にも来ないよ」などと言う。

ふむ…さも彼らしい、と思いつつ
「なるほどね。白黒ハッキリしてるね。羨ましいくらいに見切りが早い。」
「私は往生際が悪いのかな?常識が無いと言われたらそれまでだけど。無理かもしれないし、迷惑をかけちゃうのかもしれないけれど、こういう場合はお願いしてみる価値はあるんじゃないか、と思っちゃう。現に上手くいけばこうやって、欲しいものを手に入れられる。しかも対応してくれたら、このお店のポイントが上がって、私は逆にまたこのお店に来たいって思えるよ!」と私は言う。

なるほどねえ、と頷きながら、彼は優しく微笑む。
「いいんだよそれで。そっちの方がいいよ。君のそんなとこが、好きだよ」

お互いの違いを優しく受け入れ合える限り、私たちの相性はきっと最高だ。
彼の言葉を思い出してにんまりしながら、ツナマヨおにぎりを頬張る私だった。

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