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闘鷲降臨~その面にストレートを叩き込め(19-20GAME5~6)#FE名古屋

GAME1 FE名古屋 85-88 熊本

スクリーンショット (88)

スクリーンショット (89)

HCコメントにあるとおり、セカンドチャンスを与えてしまった試合、とも言えますし、そもそもそれだけ相手に守備を崩されていた試合と言えるでしょう。こちらも頑張って抵抗はしましたが、ハーフコートオフェンスでのシュートチャンスの質の差が勝敗を分けた試合だったように思います。

GAME2 FE名古屋 92-85 熊本

スクリーンショット (91)

スクリーンショット (92)

この日も出だしの守備は良くない部分が多くリードを許しましたが、この日は攻撃のほうが好調。お互いがお互いの攻撃を止めきれない殴り合いの様相となります。勝負を分けたとしたらこの日はターンオーバー(TOV)の差。FEはわずか4つとミスは少なくシュート回数を維持したのに対し、熊本は12。前日に比べて攻守を少しだけ立て直せたFEが前日のリベンジ。1勝1敗のタイとして得失点差も上回り、熊本相手にはアドバンテージを得る、アウェイゲームとしては最低限必要な結果を手にすることとなりました。

そのツラにストレートを叩きこめ

まあもちろん本当にやったらファウルなわけですが。被害者の会がB2で結成されるほどの卓越した技量を持つPG、石川海斗は今季熊本に在籍をしています。彼が味方でないチームのサポーターはみな思っていることでしょう。

「あのニヤケ面を張り倒したい」

と。でまあ張り倒せない代わりに各チームストップザ石川に頭をひねるわけなのですが、少しでもズレが出来ればシュートを打ち、外国籍を引っ張り出せばロブを送り、ウイングのヘルプを引っ張り出せば逆サイドにキックアウトが飛び、と生半可なやり方では止めることはできません。

今週のFEについて言えば1戦目はまさにそういうやられ方だったわけですが、2戦目は #11杉本慶 という守備の名手をスイッチも最小限に張り付かせ、ピックアンドロールの時にはブリッツで潰しに行く、という形で対抗。杉本が休んでいるときには #44伊藤大和 も彼を上手く守れたこともあり、前日よりも石川の攻撃への関与を大きく抑えることが出来ました。

現状の熊本の攻撃は(この試合は中西を出産立ち合いで欠いていたこともありますが)石川に依存する部分が大きいというか、この日も石川以外がハンドラーの状態での展開はあまり目立った効果を上げられていませんでした。Game1~Game2の1Qまでは外国籍のインサイドポストの展開で誤魔化せていましたが、2Q以降はそれもFEが巧妙なヘルプで潰すことで手詰まり感が増していました。熊本の調子がイマイチ上がってこないのはこの辺りが原因なのかもしれません。

さて、そんな中、本日からぶつかるのは前々節にその熊本を圧倒した広島。朝山という絶対的エースを残しつつ、ケネディエチェニケ古野谷口と段違いの層の厚さを形成した相手とどのように戦うのか、非常に楽しみです。

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