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闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.1 宮崎恭行 #FE名古屋

シーズン終了から約一週間。公示なども動き始めていますが、毎年恒例の個別プレビューを。初日はわれらがキャプテン。

#1 宮崎恭行 ~新境地か懐かしい姿か

19-20 43G 5.6PPG 3P%42.0% FT%88.4%
20-21 42G 3.6PPG 3P%35.0% FT%91.9%

 今季もキャプテンの重責を請け負ったわれらが不死鳥。出場機会は昨季より平均時間においてやや減少。特に、特別指定の土家がいた時期はその分の割を食った形であったように見受けられます。

 出場時間の減少とともに下落が目立つのが3P%ですが、FT%が全く変わっていないこと、そしてプレーオフで叩き込んだロング3を見てもシュート力の衰えがないことに疑いはありません。
 どちらかというとここは役割の変化によるものと言っていいでしょう。今季は今までのような「スポットシューターとしてコーナーで待ち構える」タイミングは減り、その一方で特に土家がチームに帰った後はボールハンドラーとしての役割が大きく増えた印象です。チーム事情として宮崎のシュート力とトレードオフにしてでもハンドラーとしての働きが欲しかった、という方針が伺えるように思います。

 怪我からの復帰直後は攻守ともにハンドラーとしての働きには耐えられそうにもなかった彼が、もはやベテラン、しかも社業をこなしながらの立場で、短時間とはいえハンドラー役をやりきれるようになった、そのこと自体に尊敬と畏怖の念を感じずにはいられません。

 34歳という年齢から、いつまでその姿を拝見できるか、という思考に行ってしまいがちですが、今季終了時のような悔し涙でキャリアを終える、なんてことは考えていないに違いありません。まずは身体を休めて、来季も「外さない男」っぷりを魅せていただきたいと思います。

今年の印象に残ったシーン

・「外さない男」
・今年も当たり屋。
・負けると挨拶をしなければいけないキャプテンは辛い。来季は、いい成績で最後の挨拶をしてほしいので、再契約とキャプテン留任はよ。
・土家がいた時にはとても熱心にいろいろなことを伝えていたらしい。受け継がれる魂。

Phote by ばんばん

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Nacky a.k.a. 青井高平
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