闘鷲降臨～20-21シーズン選手別レビューVol.4 ジャワラ・ジョゼフ #FE名古屋

昨夜はスペースをお聴きいただいた方ありがとうございました。さて、本日は

#8 ジャワラ・ジョゼフ　～大器の目覚めはもう少し先か

9G 0.6PPG 0.6RPG

　昨季の特別指定選手時代はケガでプレーが見られなかったジャワラ・ジョゼフ。今季は主に林、会田、のちに荒川と12番目のロスタースポットを争う日が続く中、短いながら出場機会を得ています。

　アップの時に軽々と両手ダンクを叩きこむなど、、サイズと比較した身体能力は十分。出場機会の中では、オフェンスファウルを取られたりはしたもののカウンタードライブから中に切れ込むなど、思ったよりも攻撃には積極的なところを見ることができました。アジリティと技術、読みが備わってこれば、フォワード型の外国籍選手を抑え込むことも可能な良質な3&D型のウイングになれる素質の片鱗を見せたシーズンだったのではないでしょうか。

　ただ、特別指定選手時代になかなか姿が見られなかったのもケガが原因でしたが、今季もたびたびケガに悩まされていた様子。もちろん偶発的なけがはしかたないにせよ、選手の成長には「ケガをしない」のも重要な要素で、来期以降さらなる進歩に向けてはケガによる停滞を防ぎながら持続的な成長ができるかが問われてきそうです。

　まだ加入1年目でしたがシーズン終了後には自由交渉リスト入り。単に他からの話を聞きたいということなのか、出場機会を模索する話なのかは分かりませんが、良い成長曲線を描ければ鹿野さん同様、もしくはそれ以上の3&Dプレイヤーになることも可能な選手。もうしばらく成長を見届けたい、そのように思っています。

今年の印象に残ったシーン

・めでたく初得点と初FGを達成。
・ただ、個人的にはただ外のシュートを打っただけでなく、カウンタードライブでファウルをもらいに行った積極性が見られたのがうれしかった。

Phote by ばんばん