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闘鷲降臨~課題の洗い出し(20-21プレシーズンマッチ) #FE名古屋

本日はバスケットLIVEにて観戦。実況は悪くないですがもう少し頑張って、という感じ。でも、カメラがちゃんと動いて勝つアップで追ったりスイッチがちゃんと入るのは正直ありがたいですね。

FE名古屋 62-79 名古屋DD

前日はこちらの攻撃の終わり方の悪さもだけど、何より相手がやりたい「早いボールプッシュからの攻め」をやりたいようにやらせてしまった結果、96点を与えてしまった形。今日はなによりまず、そのあたりをどう防いでいくのか、というところを注目していました。

結論から言うと、前日のようにガードやJBにプッシュされてアーリーで得点を許すシーンは減り、昨日やられていたことへの対応は一定以上の効果を発揮していました。

ただ、それは名古屋DDも同じこと。昨日よりも1on1、ピックともに守備の圧力を強め、FE名古屋の攻撃を機能させません。FE名古屋はフィッツジェラルドのインサイドアタックを中心にしぶとく食い下がり前半こそ3点差で折り返しますが、3Qに耐え切れず攻撃が崩壊。悪い形の攻撃から速い攻撃を許す形でリードを広げられ、その後は流れを引き戻すことなく試合を終えました。

今日も杉本や横江、松山をハンドラーとしたピックアンドロールから、「ジェイル」(=ハンドラーがスクリーンを遠回りしてきた自分の守備を背中で背負ってプレーし、2on1の状況を作り出すこと)をするところまでは良かったのですが、相手スクリーナーディフェンスが時には前に、時には上手く距離を取ることでジェイルが外れるまでの時間を稼ぐことに成功。他の選手の守備の距離感も良く上手くズレを作ることが出来ませんでした。

とはいえ、この辺りはチームとして攻撃を組み立てていく中でだんだん良くなっていくと思いますし、今日の点差の半分以上は攻撃が上手くいかなかったことにより相手に楽な攻撃を許したもの、と考えたら、そのあたりが解決さえすればそういう失点は自ずと減ってくることでしょう。

開幕まではあと3週間。今回あぶりだされた課題をしっかりクリアして、いい試合を見せてほしいと思います。

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Nacky a.k.a. 青井高平
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