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閑話休題~採点基準を再整理してみようと思う
今季は何とか全試合採点やりたいなあ、などと思うシーズン始まり。その決意がどこまでつづくだろうか、などという悲しい話はさておき、サッカー好きにはお馴染みの採点形式も、改めて説明せねばならんのではないか、という気がしたので、サッカーでの例を引用するとともに、当サイトでの基準についても軽く書いておきたい。
そもそもサッカーでよくある採点ってどういうことなのさ、という話
サッカー好きの方は雑誌等で見られていると思うけど、各選手に6.5、とか5.0とか振り分けられてますよね、あれが採点。この手の話についてはいつも引用させてもらっているのが
「ベガルタとゲームのもとろぐ」さんの「サッカーの10点採点を考えてみた。」
という記事なんだけど、記事として非常に面白いので一度読んでみてほしい。そのうえで、そこで引用されているイタリアサッカーを主に扱うジャーアナリスト片野道郎さんのコラム「採点の謎:及第点はなぜ6点か(2005.01)」に書かれているのが説明として一番わかりやすいのだろう。平たく言うと「カルチョ文化華やかなイタリアにおいて、採点というネタを扱ううえでイタリアの採点様式として使われやすいやり方が採用された」ということのようである。
サッカーでも確かに、このやり方をそのまま扱っている国もあれば、ドイツのように全然違うやり方(最高評価が1、とかそういうの)でやっている国もあるわけで、要はできうる限り公正さを取り入れながら、ネタとして書いていくか、というところなんだと思う。
闘鷲降臨的採点基準の基本
ということで、今年の闘鷲降臨的な採点基準を、上記サイトなんかも参考にしつつ書いておこうと思う。まず基本的なところとしては
イタリア式採点だよ
バスケの本場はアメリカ?知らんな。というかNBAでも多分似たような試みはあると思うんだけどよく知らないし、向こうは機械的に出すのが好きそうなところもある。よくわからんものを採用することも困難なので、ここでは基準点が6.0の伊式を採用。
あくまで公正を装った主観だよ
あくまで僕が見た採点なので、公正に見ようと努力はするけど見られてなかったり、見切れてなかったりすることはあると思う。だとしても主観で出すこと自体に意味があるものだと思うのでキニシナイ。気になる人は自分で採点して、できれば公表してください、読みたいです(笑)
出場時間が短い選手は採点しないよ
サッカーでもおおむね15分を超えない出場選手は採点なしにしている傾向だけど、同様に原則として、その日の出場時間が5分を超えていなければ採点対象にはしない予定。もちろん、それ以下の短い出場時間でもゲームの行方に大きな影響を与えていたのであればその限りではない。
闘鷲降臨的採点基準
では実際の基準を。勝ち試合も負け試合もあるので、それぞれのパターンも含めて。
8.0 <超絶すごい評価の点数>
上記サイトなどにもあったけど、まずつかない点数。おそらく、チームが勝つのが前提で、個人ではトリプルダブルとか40点とかとってかつ、ゲームウィナーとなるショットを決める、そのレベルの活躍ぶり。つまり、勝利したゲームで「神があそこにいた」くらいの内容ということ。
これを超える数字はよほどの何か、もしくは記念ゲームの餞別のような扱いになると思われる。
7.0~7.5 <この選手が凄かったから勝った、という評価>
上記サイトには「ひとりで試合のゆくえを動かしたワンマンアーミー。」という風に書かれているけど、そのように「ほぼ独力でゲームを支配し、チームを勝ち切らせた」場合の点数だと認識。いわゆる「たいへんよくできました」。
FE名古屋の過去の試合で言えば、2018年3月10日のロドニー・カーニーや2019年11月3日信州戦の杉本は、勝っていれば文句なしにこの評価であったと思われる(結果負けてるので6.5かな)。そのくらいのインパクトが必要ということ。
6.5 <その試合のPotG候補に挙げられる評価>
その試合に大きなプラスをもたらし、勝利の主な要因になったとみなされる評価。多くの試合では、この評価がついた選手からPlayer of the Gameが選出されることになるだろう。いわゆる「よくできました」。
前述のとおり、負け試合でこの評価がつく選手は勝ち試合で7点台をもらう選手だと考えてもらっていい。
6.0 <合格点といえるプレーに与えられる評価>
勝利した試合においては、勝因というほどのインパクトはなかったが、チームから必要とされるプレーを表現した選手や、プラスとマイナス両方が存在したけど収支としてはプラスだった、というタイプの選手に与えられる評価と思っていただければよいと思う。いわゆる「OKです」評価。
負け試合においては、この評価がつくのは負けを勝ちに変えられておかしくないプレーをできた選手。
5.5 <一歩足りない、という評価>
原則として、大きな破綻はなかったが、チームを勝ちに結びつけるだけのプレーが表現できなかった選手や、プラスとマイナス両方が存在したけど収支はマイナスだったという印象の選手に与えられる評価。だいたい「もうひといきです」というくらいのイメージ。
負け試合だと多くの選手がここになるはず。勝ち試合でこの評価の選手は、正直勝ちにはあまり貢献できていなかったもしくは物足りない。
5.0 <明確に物足りない、という評価>
チームから求められている役割について、明らかに物足りない、というときの評価。もしくは、プラスの項目があったとしてもマイナスが大きすぎて明確に敗因となってしまった、などのときにこの評価となる。いわゆる「もっとがんばりましょう」。
勝ち試合ではあまり出てこないと思うけど、勝ち試合でこの評価がついているときは何かがあったと思ってほしい。
4.0~4.5 <試合の結果について明確な大穴、という評価>
7点台同様、めったに出ない評価と考えて問題ない。「エースだけどアンスポ二つで退場して勝負所にコートにいられなかった」とか「明らかなボーンヘッドで直接的な敗因を作ってしまった」など、そのプレーぶりが悪い意味で勝敗を決定づけてしまった場合に、時折この評価が出るというところだと思われる。いわゆる「ざんねんです」評価。
これに満たない評価は例えば、暴力行為などの愚かな行為で退場した、とかのアカン行為の時しかつけない、はず。
今季の短評はこんなイメージでつけてると思ってほしい。プレシーズン静岡戦もこれに則ってシレっと点数付け直してるよ←
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