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闘鷲降臨~エナジーについて(20-21Game35-36)

エントリを書こうと思ってたら

これを見て同意するところばっかりなので、もう(これで)いいじゃん…ってなってたんですけどね。

一応自分なりの考え方を記しておくと。

執念とか気持ちとかエナジーって、直接的には目に見えないものだと思うんですよ。

ではどうやってそれがあったなかったと測られるかというと、それらを注いだ結果のプレーがどうであったかが、その日競った相手より上回っていたかどうかしかないんですよね。

それのプレーがリバウンドであったり、ルーズボールであったり、攻守の切り替えであったり、身体をぶつけ合う中での強さと正確さを併せ持った動きであったりするわけです。

並べてみたら、そしてプレーの経験がある方ならなおのこと実感できると思うんですが、これらのプレー、やり続けるのはとても大変なものばかりです。

精神的肉体的に圧力のかかっていない、また疲労のない状態である程度のパフォーマンスをすることはさほど難しいことではありません。

しかし、競い合う中で、パフォーマンスの強度、精度をそぎ落とすものはたくさんあります。肉体的なものであれば、疲労やケガ。精神的なものであれば、焦り、迷い、怒り。また、肉体と精神はつながっているわけで、どちらかに引っ張られて状態を落としてしまうことも珍しくありません。

先ほども言った通り、この尺度は相対的なものです。そういう意味で、今節の奈良戦Game2においては、ミッドウィークに1試合余分に行い疲労はピークを迎え、なおかつ外国籍選手とエースの日本人選手を1枚ずつ欠いて7人でローテーションを回さずるを得なかった相手に対し、パフォーマンスで上回ることが出来なかった。

もちろん、個人の出せるパフォーマンスには上限があります。どう頑張ってもパワーやスピードでは上回れなかったり、高さに抗えない場合もあるでしょう。それでも、対群馬Game2にて、ラスト3分を除いた37分間を、あれだけのエナジーで戦った、その同じチームのプレーとしては、あまりにもエナジーが見られなかった内容であったことは、残念でなりません。

エナジーが出せなかった理由については、相手のことを考えれば理由にしたくはありませんが、疲労はあるでしょう。また、思ったよりも頑強で、プレーが上手くいっていた相手に対し、焦りなどによってエナジーを向けるベクトルが上手くいかなかったことなども理由として考えられます。ただ、それが理由になってしまうこと自体が、B2優勝を口にするチームの振る舞いとしては情けない、そう感じざるを得ない結末でした。

シーズンも6割を消化。終盤戦に突入しつつあります。少なくともB2優勝するのであれば、あれだけのプレーができる群馬に対し、80分間やりきるだけの闘志は必要不可欠です。その名の通り、80分闘い続ける、残り24試合+α、そういう闘いぶりが見られることを信じています。


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Nacky a.k.a. 青井高平
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