闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.9 会田太朗 #FE名古屋
若手の育成はいつでも難しい。
21 会田太朗 ~若手育成にどれだけ時間を与えるべきか
7G 0.9PPG
2年目を迎えた若手PFですが、今季も雌伏のシーズンとなってしまいました。登録されたのが16試合、うち7試合で出場。出場した時には課されたタスクへの意識、そして成長は感じられましたが、チーム内での出場機会争いには勝てなかった、という印象。結果として試合中(訂正しました)の親指のケガが仇となり、ILしたままシーズンを終えています。
大卒2年目の24歳という若手。もちろん成長の余地はあると見たいところですが、例えば選手として似たタイプであった、われらが坂本健の24歳のシーズンを紐解いてみると、スターターでこそありませんでしたが全試合に出場し、1試合平均15分近い出場時間を勝ち取っていたわけです。(にしてもその当時の坂本くんは1試合当たり1本の3Pを打っていたのだな)それに比べると、さすがに成長度合いが気にかかる、というのが正直なところです。
若手育成という面で行くと、Bリーグは保有選手の枠が少ないこともあり、のんびりと成長を待つ、というのは難しいのが現状です。そして、B1を目指す、B2を制覇するというのであれば、より強固な陣容にせねばならないわけで、今後の彼はその流れに立ち向かって、自らの立ち位置を確保できるか、ということになるのでしょう。
本日、契約継続が発表。もう1シーズン、成長と能力の証明をする機会を得ることになりました。もう3年目、この後もプロの世界でバスケをするなら、まず練習、そして試合において、自らの価値を示さなければなりません。目標は最低限、25歳当時の坂本さんと同程度の出場機会を得て、数字を残すことになるでしょう。3年目の躍進に期待しましょう。
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