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【poem】マウント女

はぁ。また始まった。
マウント女の自慢話。
とりあえず、いつものように
「すごいね」「さすがだね」と繰り返し、
マウント女が喜ぶフレーズ並べてご機嫌取り。
「あなたはどうなの?」と聞かれても、
私の答えはいつも「全然」「全く」と謙遜ばかり。
そして、最後に「でも、やっぱり私とはレベルが違うね」って煽ててやる。
頭の中では「あと何分付き合えば、解放されるんだぁ」ってため息ついても、
顔は笑顔で対応中。

これ、何回目?
マウント女の自慢話。
いつも同じ話題で聞き飽きちゃった。
相変わらず、話の内容、全然面白くないし、
全然興味ないんだけど。
いつまで続くの、このムダ話。
またまた近くを通っただけで捕まった。
断れない自分に自己嫌悪。
周りの取り巻きも気の毒だ。
マウント女は、マウント取らないと他に取り柄がないもんね。
かわいそうだね、マウント女。
馬に念仏。
私は右から左に聞き流す。
嫉妬の塊、マウント女。

自分に自信がないからマウントを取りたがる。
知ってるよ。
これが貴女の生きがいだもんね。
でも、そろそろ気付けよ、マウント女。
いい加減、嫌われてるってこと。
それでもマウント貫き通す貴女は真の女王様。

aoi_tsuki

【作者コメント】
どこにでもいるマウントを取ってくる人に対しての感情や扱い方をpoemとして書いてみました。
とにかく、マウントを取ってくる人は優越感に浸りたいだけなので、マウントしてくる人を褒めたり、話を聞き流したりすればストレスは軽減されます。
社会人はもちろん社会人ではなくても面倒な人と接することはあるはず。
基本的にはかかわらず、どうしても捕まったときにはこのpoemを思い出していただければなと思います(笑)

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