【ヒプマイの元ネタ】ヨコハマ新曲「Scarface」と映画の関係は? 共通点も解説!
ヨコハマの新曲「Scarface」の元ネタは?
MAD TRIGGER CREWの新曲「Scarface」の元ネタは映画『スカーフェイス』です。
Twitterでも話題になっていましたね。
しかしYouTubeで公開されていたトレーラーではタイトルとラテンジャズっぽい曲調以外に「ここが同じだ!」という点は少なかったと思います。
それではフルver. ではどうなのでしょうか?
このnoteではフル公開後に
・MTCの新曲「Scarface」が映画『スカーフェイス』からインスパイアされた箇所について
・歌詞中の英語について
をまとめています。
スカーフェイスのあらすじ
※ネタバレあり
まずは『スカーフェイス』のあらすじを紹介します。ネタバレありなのでご注意を!
『スカーフェイス』の短いあらすじ
この下に詳しくまとめてみましたが、「面倒だよ〜」という方はとりあえずこの4行だけ。
コカインで成り上がったキューバ出身の麻薬王が誰も信じられなくなり、自らの短気によって弟分を殺し妹を発狂させ、最終的に殺される栄枯盛衰を描いた話です。
『スカーフェイス』の詳しいあらすじ
『スカーフェイス』のあらすじを少し詳しくまとめました。映画を見るか迷っている方、さらっと知りたい方は目を通してみてください。
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キューバからマイアミにやってきたトニー・モンタナ。
麻薬王フランクに取り立てられますが、ボリビアの麻薬王ソーサとの取引がきっかけで決別してしまいます。フランクによる暗殺を逃れたトニーは逆にフランクを殺し、彼の愛人エルヴィラを連れて麻薬ビジネスを始めます。
麻薬王となったトニーですが、他人を信用できず次第に弟分マニーやエルヴィラとの間に確執が生まれていきます。さらに脱税によって懲役刑が免れない状況に。
トニーはソーサに助けてもらう代わりに、ニューヨークにて暗殺の手引きをすることになりました。しかしターゲットの妻子を巻き込むことに逆上。実行の直前にソーサの手下である暗殺者を殺してしまいます。
気が立ったままマイアミに戻り溺愛していた妹ジーナの元に向かうと、家からマニーが出てきたため衝動的に殺してしまいます。二人は隠れて結婚していたことがジーナから明かされます。
気が動転したトニーがコカインを大量に乱用していると、発狂したジーナがピストルを持って現れます。宥めているところにソーサが送った暗殺者集団が現れ、銃弾によってジーナが殺されます。部下も殺され、トニーは一人で叫びながら銃火器で抵抗しましたが殺されてしまいました。
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興味を持った方はぜひご覧になってください!
ただ私としてはなかなかショッキングだったので、グロ耐性がない方は注意したほうがいいんじゃないかなと思います。(チェーンソーで想像通りのことをしたり、銃で人間を撃ったりします)
続いては、あらすじを踏まえてMTC「Scarface」のリリックについて見ていきましょう!
リリックが映画のセリフから引用されている!
タイトルのほかにも直接引用されている部分がありました!
Say hello to my little friend
銃兎さんのセリフです。
明らかにアメリカやイギリスの自然な発音ではありませんよね。
このリリックは映画『スカーフェイス』から引用されています。
これはトニーが敵に殺される前、自室からロケットランチャーをぶっ放すシーンで聞くことができます。
2時間40分くらいから再生していただくとすぐ見られますよ。
映画のアクセントも「Say he"llo" to my "litt"le friend!」と、銃兎さんが意識しているのがよくわかります。
このゴキブリどもが
左馬刻様のリリックは「Say hello to my little friend! 」の直前のトニーのセリフです。
Amazon prime版では「ゴキブリめ」と訳されています。
MTC「Scarface」では「なぜ急に日本語?」と不思議に思った方もいるはず。私はそうでした。
MTCと『スカーフェイス』の似ている点は?
アングラな雰囲気の強いヨコハマディビジョンと裏社会を描いた『スカーフェイス』。この二つに共通点はあるのでしょうか?
似ている点
・アングラで裏社会な雰囲気
・煙草(葉巻)を吸っているところ(理鶯さんは非喫煙者)
・左馬刻様もトニーも短気なところ
・左馬刻様にもトニーにも溺愛する妹がいるところ
・トニーは弟分のマニーが妹に手を出した(と誤解していた)、左馬刻様は弟分の一郎くんが妹を唆した(と誤解していた)
・弟分を自分の手で切り捨てた
最後の2つはちょっとこじつけでしょうか。左馬刻様とトニーの人柄はそんなに似ていないと思うのですが、要素をピックアップすると重なる部分も多いです。
似ていない点
・トニーが麻薬王でジャンキー
この1点に尽きます。
歌詞に出てくる英語の意味は?
「Scarface」はいつにも増して英語のリリックが多いように思いました。
英語が苦手なので調べたものをまとめておきます。
1番
・contact
連絡
・my scent
香り
・Let's get it Loco の loco
crazyのスラング。語源はスペイン語。
理鶯さんのMCネーム「Crazy M(クレイジーエム)」に掛かっているのでしょうか。
ちなみに映画『スカーフェイス』のトニーの出身地であるキューバはスペイン語圏です。
・Yezzir
Yes sir. のスラング。
・halo
光背。光背は聖人や神、仏から発する光明を表したものです。悪魔が奪い取る光背って十四くんが好きそうですね
2番
・Toxic
毒
・Reload I got the gun
リロードしろ、銃は手に入れた。
・maestro
指揮者。あるいは射撃銃の意味?(ペルギーニ&ヴィッシーニ銃器製造株式会社では射撃銃にマエストロと言う呼称を与えているそうです)
・Keep on aim to this game
このゲームに照準を合わせ続けろ
まとめ
ヨコハマの新曲「Scarface」と元ネタである映画『スカーフェイス』を比べてみました!
トレーラー部分では雰囲気程度でしたが、フル公開後、後半のセリフ部分が映画から引用されているとわかりました。
また、左馬刻様もトニーも妹を溺愛しているなど、MTCと『スカーフェイス』の共通点もありました。
もっと深堀するといろいろ出てきそうですよね。もしお気づきの点があればコメントしてくださると嬉しいです!
(英語ももっといい訳があるよって方は教えいていただけると助かります!)
空却くんについても考察しました!
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