#9 でっち上げテロ社員
レア度 ★★★★★
バカ度 ★★★★★★★
先見性 ★
技:仕事をしているふりをする、弱ったふりをする、心を病んだふりをする、休む、隠れる、パワハラだと訴える、セクハラだと訴える、SNSで会社の状況を聞く、仲間を探す
上級技:方々に訴えまくる
解説
基本は仕事をしたくないので「仕事をしているふりをする」によって擬態している。気づかなければ何もされないが、もしも気づいて刺激(注意や叱責)を与えると「弱ったふりをする」「心を病んだふりをする」「休む」のトリプルコンボを出してくる。さらに間髪入れずに「パワハラだと訴える」を発動してターゲットを攻撃しだす。パワハラをされたとの訴えを押し通すためには、弱っていることや心を病んでいることを擬態しなければならないので「休む」をある程度連続発動しなければならないが、このでっちあげテロ社員は強かなため休みすぎると給料や査定に響くのを避けるため「隠れる」に変更して攻撃を続けてくる。この「隠れる」は在宅勤務が認められる場合には在宅勤務をし、認められない場合はオフフィスのどこかに隠れている。もちろんその間も仕事はしない。「仕事をしているふりをする」を発動し続けているのである。通常はこのコンボ攻撃によってターゲットは粛清されて終わるが、稀にターゲットが信頼の厚いパーティを組んでいる場合には、でっちあげテロ社員の予想に反して粛清が起こらない、場合によっては逆撃を受けることもある。その場合には逆に会社に来にくくなるため「休む」や「隠れる(在宅勤務など)」を継続しなければならなくなる。不安になったでっちあげテロ社員はオフィスに勤務している仲間に「SNSで会社の状況を聞く」を発動して情報収取をしだすのだが、聞くまでもなく本人も察していることにエビデンスを拡充するだけであり、より一層出社しにくくなっていくのである。そうなったらでっちあげテロ社員は不安を積もらせていくため「仲間を探す」によって自分の味方になる人を探しだす。しかし、そもそも一生懸命に仕事をしない社員のため、賛同するのは同じような社員であり、仲間を見つけたとしても戦力にならないので、ドンドン立場を勝手に悪くしていくのである。そして限界に達すると上級技の「方々に訴えまくる」を発動して死なば諸共であっちこっちの窓口に訴えまくるのである。
でっちあげテロ社員はおバカで先見性がないため、遊び感覚でこのようなテロ行為をする。いわゆる社会問題となったバイトテロをした若者と同じなのである。そして遊び感覚で他人を貶めようとしているので、同じような遊び感覚の社員と会社のSNSでふざけたやり取りをして発覚するのである。また、パワハラやセクハラなどのでっちあげで他人を貶めたことを自慢するため、そのようなクズであること自分で周りに知らせてしまうようなおバカなところがあるのである。
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