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お外でやったら訴えられるんじゃないの?

会社という組織の中にいると異常なこと、自分がされたら嫌なこと、会社の外でやったら訴えられかねないことを平気でしている人を見ることがあります。今回はそんな異常な出来事のうち、会社の外でやったら訴えられるんじゃないの?と思われる出来事を紹介したいと思います。

ざっくり言うと、社内におけて行われている活動、たぶん名目上は改革活動になっているのではないかと思いますが、実際には行き場のないおじさんたちのための仕事(活動)だと思います。なので巻き込まれている人たちにとっては正直迷惑な活動です。若い人たちは本音を言えず、おじさんたちの思いつきの発言や思いやりのない評論に辟易しながらも、耐えながら活動に付き合ってあげているのですが、それも限界に達しつつあり、偉い人の耳にも不満の声が伝わってきているようです。

まともな神経というか、空気を感じる能力があれば、若い人たちがおじさんたちにうんざりしていることや、活動から離脱したがっていることを十分に察しれます。言葉に覇気がなくうんざりしているのが明確に伝わります。おじさんたちは気づいていないのか?気づいているけど無視してやりたい放題、言いたい放題をしているのかわかりませんが、側から見ていてとてもイタイですし、若い人たちがかわいそすぎます。私自身、そんな状況を見るに見かねて若い人たちを擁護する発言をしたこともありましたが、誇張ではなく言った文字数の100倍以上の文句と嫌味を言われるだけで聞く気がありません。そんな状況が結構長く続けられていることもあり、活動に参加させられている若手の疲弊も限界に達し、偉い人の耳にもこの惨状が聞こえてきているわけです。

おじさんたちは自分たちの活動を正当化するために定期的にアンケートやら活動に参加している若手たちの所属する組織のトップたちにインタビューをしたりして、自分たちの活動を正当化するキーワードを引き出して、そのワードを連結して価値を創造(想像?)します。まさに現代の錬金術です。無から有を生み出す熟練技ですね。
今回のタイトルのびっくり事件は、まさに偉い人へのインタビューの場で起こったのです。

前述のとおり若手たち不満は相当限界まできていますから、彼らの所属する組織のトップの耳にも彼らの不満の声は届いているのでしょう。おじさんたちの巧みなインタビューの質問、要するに自分たちに都合の良い回答を引き出すような質問の仕方や、合間でのヨイショトークに対しても、インタビューを受けている側の偉い人の発言の端々に気になるワード(言いたい不満があるんじゃないの?と感じられる言い回し)が出てきています。
そこにとうとう明確なネガティブワードが登場しました。

「これずっと続けなければならないんですよね?」

小さい声で「ええまあ、、、」ともやかした回答です。
正しい回答は「必ずしも必須ではありませんから、不要だと考えるなら辞退していただいても問題ありません」と言うべきところです。
こんな誤解をそのままにしておいて、後々、やめてもよいということが発覚したらどうするつもりなのか?同じ会社の人間とは言え、相手を欺いてよいわけがありませんよね。

そこで間違いを訂正した瞬間、おじさんたちは思いがけない訂正発言に自分たちの落ち度がバレてしまうことに焦ったのか、言葉を言葉で消すかの如く、何を言っているのかは判別しにくいですが、明らかに訂正者への嫌悪感丸出しの大声で、訂正している言葉を打ち消そうとしました。

冷静に考えれば逆効果だとわかるはずですが、おじさんたちは頭に血が昇っていて冷静な判断ができなかったのでしょう。偉い人の前ということをすっかり忘れて訂正者への暴言の数々を言い続けます。
おじさんたちの怒りが沈静化しつつある時に、その様子を静観していた偉い人の苦笑いというか失笑が印象的でした。

世の中でモノでもサービスでも提供する際に、そのモノやサービスを受ける側が間違った認識を持ってしまっていたら訂正するのが当然です。
しかし、同じ会社内でのやり取りの場合、間違った認識が自分たち(提供する側)に都合が良かったら、
「間違って認識した相手が悪い」
「そう思っているとは思わなかった」
だのと言って済まされてしまうことが多いように感じます。
それはその会社の文化や風土の腐敗なのだと思います。
今回の場合、やってしまったおじさんたちが一番問題ではありますが、それを放置している側にも問題があるのです。
もしもこれが自分の家や車を買う場合、同じように許せるのでしょうか?
部下たちの工数(会社のお金)の浪費が自分の収入や資産の減少に直結しないから許せることなのではないでしょうか?
他人(会社)の金や時間だから許せるのではありませんか?
1つ1つは小さいですが、こういった腐敗は小さいうちに是正しないと取り返しがつかないことになってしまいます。まさにブロークンウインドウ現象になってしまうのです(窓が割れた車があるとその地域のモラルが低下して治安が悪くなる現象)。
白いブラック企業がもはや取り返しがつかないレベルの無法地帯になってしまっているのかもしれません、、、、

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