言われたことしかしない管理職、いや言われたことすらしない管理職

白いブラック企業には驚くべき管理職がいる。よくもまぁこんな人間を管理職として登用したのかとびっくりさせられる。
ホント、こいつは何のために存在しているのか？
まったく存在価値がわからない。

普段はいろいろな会議に出てはいるが部下へのフィードバックはない。
フィードバックするような内容がない、そもそも出る必要がない会議に出て時間潰しをしているとしか思えない。
稀に本来なら部下にフィードバックして周知しておかなければならないことを放置して、部下たちが恥ずかしい思いをすることもある。恥ずかしい思いだけならまだしも、他部署に迷惑をかけることになり叱責されることもある。その責任はなぜか部下が対応しなかった体になっている。
あんたが何も言わんかったからなのに、なんでこっちの責任なん？
と言いたいがすでに部下の責任としてふれ回っているので撤回しようがない。
特に上位職者への報告は、このクソ管理職しか報告の場にいないので、こいつの好き放題に報告されるのだ。こういった自分の責任回避だけは早いところがなおいっそうクソなのである。こういう奴が残っていくから右を見ても左を見てもクソばかりになってきている。

こんなんだから部下たちもこのクソ管理職のためにがんばることはない。
部下にとっては、もはや組織がどうなろうと関心も興味もない。会社すらどうなろうと知ったことではないくらいモチベーションが崩壊している。だから会議の直前まで会議設定がされずにいても誰も指摘もしない。そのまま放置されている。あわよくばそのまますっぽかして上から大目玉を喰らったら面白いくらいの気持ちである。まぁそのときも誰かのせいにして自分は責任回避することだろうが、、、

このクソ管理職はタイトルに書いたように「言われたことしかしない」。
書類の提出期限が来て誰か（ほとんどは決済してもらわないと困る部下）が催促しないと処理をしない。期限を超えてしまいやり直しや謝罪回りをしなければならなく余分な仕事をさせられることも多々ある。自分の案件ですら放置し、ギリギリになって気づいて部下に「今日中にやれ」といきなり指示を出してくる。たまにならまだ許せるかもしれないが、しょっちゅうあるから部下もうんざりしている。もはや出世はもちろんのこと高評価など、どうでもいいと割り切っている部下はたとえ上司であろうと「それはあなたの仕事です」とキッパリ断るから、やらされる部下は固定される。そして心を病んでしまい消えていくのである。

こんなドラマの世界にしかないと思っていた崩壊した組織は当たり前に存在する。
なぜこんな何の役にも立たない、強い暴言こそパワハラを恐れて吐かないが、まろやかに部下を殺していく管理職を放置しているのか？その上もクソだからどうでもいいのだろう。
上部（うわべ）だけの情報を信じ、未来を夢見て入社してくる人たちが現実を知り、苦悩し、そして壊れていく。それが白いブラック企業の現実である。