見出し画像

男の嫉妬。残念、、、

誰しも「かっこよくいたい」と思うものですよね。
しかし「かっこよさ」を間違っちゃっている人を見かけます。特に組織が腐ってくるとそうした残念な人が増える、いや、まともな人が出て行ってしまったために濃度が高まったと見る方が正しい言い方かもしれませんね。
蔑んだり、バカにしたりと他人を見下すことで自分を上に見せようとするかっこ悪い男が増えてきたように感じます。
そういうかっこ悪い男ほど他人を妬んだりします。
かっこの悪さに磨きをかけてるとしか見えませんね。
まぁ、人間だから多少そういった気持ち(他人を羨ましく思ってしまう気持ち)を持ってしまうことは仕方がないかもしれませんけど、異常なくらい表に出してしまっている残念な人が増えているように感じるます。
もちろん本人にそのつもりはないでしょうね。
自分で自分を客観的に見れたら、そうしたかっこ悪いことはしないでしょうからね。まぁ、当人としては、どちらかと言えばかっこつけているつもりなのでしょう。他人を下に見せることで自分の価値を上げようとしているのだろうが、返ってかっこ悪いのですがね、、、、、そしてちょっとでも周りが他人を褒めようものなら燃えんばかりの嫉妬心を露わにしてくる。
とても残念な姿だと思います。

先ほども言ったように、人間だから嫉妬心というものがあるのは仕方ありません。結構、この嫉妬心厄介ですよね。私自身も苦しんだことあります。そんな時に友人から紹介されたのが「13歳からのアート思考」という本です。
「は?アートと嫉妬心とどう関係あんねん?」
と思ったのではないでしょうか?
私も唐突にこの本をその友人から紹介された時は「突然どうして?」と思ったものです。その紹介の前夜の長電話で友人が気を利かせてくれたのだと本を読んでから理解しました。
誤解のないように言っておくと、この本は決して嫉妬心をうまくなんとかするための本ではありません。アートとは?をわかりやすく紹介している面白い本です。
ですが、アート思考を持つことで私は嫉妬心から解放されるなと感じたので紹介しようと思ったのです。

アーティストと花職人
本の中では「たんぽぽ」を例にアーティストと花職人の違いを紹介しています。花職人はお客様が期待する綺麗な花だけ(根っこのない花部分だけ)をせっせと作ることに精を出し、アーティストは花よりも根っこを大事にしていると言っています。アーティストにとって花は自身の表現の一つ、瞬間的な表現であって自身の本質は興味の種から伸びた探究の根にある。たんぽぽのように根っこがしっかりしていれば、今年の花が散っても来年また花を咲かせることができるのだ。だからアーティストは花自身よりも根っこの部分を大事にするのだと言っています。一方で花職人は周りが期待する美しい花を作ることに関心が集中しているので、称賛される報酬は多い分、毎日のように高頻度で花を作り続けなければならないので大変だし、時に自分は一体何をしてきたのだろう?そしてこれからどうすべきなんだろう?と花を作ることに疲れ、自身の人生について悩んでしまうのでしょうね(私の解釈)。
この本を読んだとき、私が嫉妬心で苦しんでいたのは花職人だったからだと気付かされました。求められる花を作り続けることばかりに目を向けすぎて、根っこがなくなっていただと気付かされました。根っこがしっかりしていないので、次第に綺麗な花も作れなくなり、そんな自分と美しい花を作れている他人とを比較して苦しんでいたのだと気づいたのです。この本を読んで根っこがないとダメだ。そもそも言うと関心の種がないとダメだと気づき、自分は何に関心や興味があるのか?からその関心や興味に従って根っこを伸ばすような探究、勉強、努力をするように生き方を変えたのです。他人との比較ではなく、自分と向き合うことが大事だと気付かされたのです。がんばってモノの見方や考え方を変えようとしましたが。最初はかなりぎこちない感じでした。それでも自分の関心は何?興味は何?それを追求、探求するにはどうしたらいいのか?何をしたらいいのか?と継続することで少しずつ慣れていき、次第に心もかなり楽になってきました。そしてイキイキと仕事もプライベートもできるようになったと感じています。
このアーティストと花職人の話は本のオリエンテーション部分のお話です。冒頭からハンマーセッションを受けましたが、さらに本は読み進めるとモノの見方や考え方に気づきを与えてくれました。これまでの私のモノの見方がかなり歪んでいたな、そして世の中のしがらみによって見方や考え方がかなり汚染されていたなと気がつきました。
私の当時の状況を読み取ってこの本を紹介してくれた友人に感謝しています。
その友人は私の悩みをいつでも聞いてくれ受けれてくれ、そして無理強いしないようなアドバイスをくれます。そして大体いつも数日して本を紹介してくれます。その本がまた気づきを与えてくれる良い本なのです。過去にいくつも紹介してくれています。まぁそれだけ私が凹んでいる回数が多いってことですが、、、、、
これからも良い本を紹介してもらったら(私が落ち込んで相談したらでしょうけど)、皆さんにも紹介したいと思います。
幸せの連鎖が続くこと願って!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?