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人生に成功も失敗もないんだよ

行動の結果として我々が手に入れるものは、成功でもなければ、失敗でもない。
我々が手にするものは、一枚の絵を完成させるために必要不可欠な、パズルのひとピースに過ぎない。

「賢者の書」喜多川 泰 (著)

確かに、私たちは何かしらの行動をするとき、その行動に対する期待する結果を求めてしまっていますね。そして実際に行動をしてみて、期待通りであれば嬉しい(成功)、期待に沿わなければがっかり(失敗)していました。

そして、そんな成功や失敗を繰り返すうちに失敗を恐れて行動しなくなっていることに気づかされました。行動に対する結果に過度な期待をして生きていくことは、かなりつらいこと、確かに自分の過去を振り返っても期待に届かないことの方が多かったように感じます。私は幸いにも失敗してもそれも良い思い出と思うような楽観的なところがあったので、まだマシな方だったかと感じますが、過度な期待を持っていたら失敗の方が多くなる確率が高くなりますから、失敗だ、失敗だ〜と、せっかくの素晴らしい人生を、自分自身で台無しにしてしまいますね。楽観的に思うようにしている私ですら、成功した失敗したと思っていますから、失敗したと思う時はつらいですし、失敗だと感じる出来事の時はどうしても数日は心の片隅に残ってネガティブな部分を残してしまいます。だから楽観的に思うことでは不十分なのです。「賢者の書」が言うとおり、人生には成功も失敗もないと思うことが大事なのです。それを気づからされました。このことは楽観的に思うことと全く違います。失敗はないのです。たとえ、とてつもなくつらい出来事であったとしても、それは人生における失敗ではないし、かけがえのない大事なピースの1つなのです。この言葉は私の頭をガツンと来ました。どんなピースであっても人生の大切な1ピースであり、そのピースがあるからこそ人生という壮大な絵を完成させられるのです。
そんなつらいピースはいらないと捨ててしまうと、神様がまた同じピースを気が付くまでくれるとも言っています。そこから学ばなければまた同じ失敗をするということだと私は感じました。これは読者の理解によって、さまざまな解釈があるかもしれませんね。今、ここに書いていて思ったのですが、上に書いたことも私の解釈です。この本のすごさは読んだ人によってさまざまな解釈があるのかもしれませんね。この時点で私は「第一の賢者の教え」までしか読んでいません。あと8人の賢者の教えがあります。一人目の賢者の教えだけで頭をガツンとされて、Noteを書かずにはいられなかったので、明日以降、賢者一人ずつの教えを学んだら、その教えに対する自分の感想(解釈)を書いていこうと思います。
読んだ人によって、解釈はさまざまだと思います。あなたの解釈はあなたにとってきっと素晴らしい人生を導いてくれることでしょう!

最後にもう一度、「第一の賢者の教え」を私の解釈でまとめると、

  • 人生に成功も失敗もない。

  • その出来事は人生の大切な1ピース。

  • そして、その1ピースを集めるために行動することが大事。

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