大切にしたい日々を小さな本に『Cocoro*co』
これからのこと、具体的には一生写真と関わりながら旦那さんと子供と
楽しく暮らしていくためのことを考えnoteのアカウントを作成しました。
ここでは、いつもよりも少し多くのことを喋ろうと思います。
ずっとずっと自分の中でそれでいいのか、と思っていたことがありました。
日々の暮らしの中で私の中から出てきた言葉や写真の発信を、
Twitterに頼り切っていたのです。
Selfportraitは写真集という形にし、多くの人の手の中に届けることが
できたけれど、それ以外の日常で撮ってきたものは
SNSで発信しただけで、終わっていたのでした。
誰かの心にとどまることを願っていたはずなのに、
使っていた発信ツールは、言葉も、写真も、感情さえも絶え間なく
流して行ってしまうものでした。
もっと言ってしまえば、それらを消費物に変えてしまうような恐怖も
感じていたはずなのに私は自分の芯よりもその便利さを優先していました。
ひとつのいい機会だ、恥を捨てて告白してしまおう。
小島葵という人間は、誰の心にも残らなくなることをとても恐れています。
私という存在が、忘れさられた時それは死を意味するものだと。
人の心に残るものを生み出していきたい、そういった気持ちも
こわい、という感情が無意識に作用していたのかもしれません。
だからこそ、SNSという途方もない海に流しっぱなしにしていたものも
人の手に渡り、こころにとどまるものにしていきたいと思い
2ヶ月に1回、大切にしたい日々を小さな本にして発刊しようと思い立ちました。
『Cocoro*co』
CocoroにRoco(小島葵)が寄り添う、そんな意味を込めての名前。