まゆ・日菜子⇒高梨蒼(かにたま)さんへの夢ソン解説
贈った曲
again/ClariS まゆ・日菜子⇒かにたまさん
曲:https://youtu.be/_p59jr-voaw
歌詞:http://j-lyric.net/artist/a054711/l03d395.html
その1「結論」
まず先にagainを送った理由をざっくりと。
高梨蒼(かにたま)さんがまゆちゃんと日菜子ちゃんから向けられている好意や、逆に二人に対してそれぞれ向けている好意の形。
なんとなく、ではありますが最終的には「どちらかを選ぶ」つもりで立ち回っているのだろうと感じていたこと。
また、その選択によりどちらかを傷付けることを考えて、受け入れながら。それでも後悔しないため、少しでも彼女達の為にと想って現在進行形で悩み続けるのだろうなと感じたこと。
そして、その事をふたりは知っているし。「そんな高梨蒼さんだからこそ私が好きなったように彼女も、彼を好いているのだ」とふたりは互いに知っているのだろうと思ったこと。
そしてふたりは、いつか来るその選択がどんな結果であろうとも受け入れる覚悟があるのだろうな、と感じたこと。
それが、ふたりとまっすぐに向き合う高梨蒼さん。その3人の関係がagainという曲に被って見えた事。
そしてそのやり方というか、考え方を肯定したいという気持ちから。差し出がましくも贈らせて頂きました。
歌詞を見ながら
という訳で結論を先に語りまして、ここからは歌詞の一部を引用しながら
少々長ったらしくお話していきます。
キミと出逢う前の
私にもう戻れないね
やり直してもきっと
ここに辿り着くの
「もしも」の話でもあり、その時の為の覚悟でもあると思う。
彼女が選ばれるということは、私は選ばれなかったと言うこと。
もし、そうなったとしても、何度繰り返そうと結果が変わらないとしても、私は何度でも貴方を好きになって"ここに"帰ってくる。
それは運命であり、覚悟でもあると思う。何度でも貴方を好きになりたい。
彼女達はきっとそう思っているし、そう思えるだけの理由があるのだと。
願うだけでは 叶わないことばかり
諦められるなら ラクなのに
何かを選び 何かを捨てて
みんな生きてる
微笑み合える日をずっと
夢見てたから
「ふたりとも」を選んでくれたならば、もしかしたら。
だけどもそれじゃ私も、彼女も満足出来ない事は分かっている。でも選ばれなければ私は。なんて、そんなことを何度も、きっと数え切れないほど考えてきただろうと思う。
こんなに苦しいのならもういっそ…なんて、そんな風に諦める事も出来なくて。
結論の方でも少し触れましたが「誰かを選ぶ」という事は、「誰かを選ばない」という事でもあると思います。
高梨蒼さんはその事に対してとてもまっすぐに向き合っている方であり。その姿をきっと誰よりも近くで見ている彼女達はその気持ちを、もしかしたら貴方以上に大切にしているのかもしれない。と
泣かないで
今は遠くても 変えられる
どんな明日が2人を
待っていたとしても キミと...
少し入り組んでしまうのですが個人的にはここには意識的な意味の歌い分けがあると感じており
泣かないで
今は遠くても 変えられる
の部分に関してはまゆちゃんと日菜子ちゃんから高梨蒼さんへ
どんな明日が2人を 待っていたとしても
ここは、まゆちゃんと日菜子ちゃんがふたり向き合っているイメージです。
どちらかが選ばれ、どちらかが選ばれない事を互いに分かっていて、ずっと今のままでは居られない事を分かっていて。
そこにあるのは同情や恨みなんてものではなく、一種の覚悟と信頼と願いであり。
キミと...
まゆちゃんから高梨蒼さんへ、日菜子ちゃんから高梨蒼さんへ
それぞれがそれぞれに歌い届ける。
選ばれるか選ばれないかなんて関係がなくて。
ただ、キミと居たい、貴方のそばでその涙を、今は無理だとしても変えていける筈だから。私が君と私の二人で、変えていきたいと、そう歌っているように聴こえています。なんなら一番好きなところです。
トワイライトの空が
あまりにも綺麗で
不意に零れた その涙の理由は
言葉にしなくても 分かってる
幻覚を見ました。
夜明けを迎える海辺で彼女とふたり並ぶ姿。染まっていく空を眺める高梨蒼さんの横顔に一瞬、涙が見えた気がしてハッとする。だけども、それは光が見せた錯覚で。
でも、彼女は知っているから。その涙はきっと錯覚なんかじゃなくて、だから流れてもない涙が。その表情が哀しくて、愛おしくて、美しくて。声にならない気持ちが溢れ出しそうになって。
そんなやり取りを幻視しました。
何度も何度も 繰り返す夢の中
目覚めた瞬間に その笑顔 見失って
逢えない時間も
挫けそうなこの距離も
分け合ったぬくもりは
誰にも消せないって 知った
きっと彼女達は自分が選ばれなかったその時の事を考え、涙した夜があったんだろうなと思います。
或いは転生、周回的な要素になってしまいますが、既にそんな世界を通り過ぎて来ていたかもしれない。
選ばれなかった結果を既に経験し、泣いて、叫んで、苦しみのた打ち回り、何故と問うても答えは帰ってくる筈もないのに…
だけども、だからこそ、そんないつかがやって来るとしても。ここにある貴方のぬくもりは失われることは無いと知っているから。
果てない闇を切り裂いた
希望の声を もう1度 聞かせてよ
見せたい 景色があるの
「あの時私を助けてくれた、声をかけてくれた事を今も覚えてる。」
「夢と現の間で悩んでいた私にかけてくれた言葉がずっとここにある。」
だから。だから、お願い。もう一度あなたの声で、そうしたきっと私は答えられるはずだから、貴方の望む景色をふたりで見れるから。
ここら辺とかはもう、そう思って歌っているようにしか聴こえてこなくなってます。
泣かないで
今は遠くても 変えられる
どんな明日が2人を
待っていたとしても キミと...
ヒカリ迎えに行こう
叶える未来まで
最後です。
前半に関しては先程パート訳が存在すると言っていた場所ですが、もう要りません。
まゆちゃんから高梨蒼さんへ
日菜子ちゃんから高梨蒼さんへ
ふたりがそれぞれの想いを胸に同じ言葉で同じように愛を歌っています。
以上です。
なんというか、解説というか私個人の推測に基づいた意訳。
みたいな感じになってしまっているな、これは解説なのか?といった気持ちで書いていました。
この曲を送った後、かにたまさんの限界部屋に書かれていた感想も読んだりしたのですが。
二人が「/(同質なもの)」でも「&(二人で出した結論)」でもなく「・(それぞれがそれぞれの意思)」で紡いだ想いが
「何度繰り返しても蒼さんと出会うし、どんな明日になっても構いませんよ」
「これは間違いって蒼さんは言った?それでも、たとえあなたが否定しても、このぬくもりは消せないんです」
「泣かないで 今は遠くても叶えられる ヒカリ迎えに行こう」
になるってさぁ……
というところで私は思いっ切りニコニコしてしまいました。ごめんなさいね
(ガッツポ)
「/」ではなく、「&」という訳でもない、だけども「・」ではある、という感じです
と、私も言っていましたがこれに関してはかなり意図していた通りの形で伝わっていたかなと思います。
同質なものではなくて、それぞれの想いの形もあり方も違っていて。
ただし、それは決してぶつかり合う類のものではなくて、互いが互いに理解出来るものであると感じています。
ただ、それぞれの想いは違うから、ふたりが譲り合って、分かち合ったものではない。
あくまでふたりのそれぞれの想いがそれぞれの形を保ったまま1つの目的の為に。ほかでもない高梨蒼という存在の為に歌う。
この曲はそういうお話だったなと思います。
かにたまさんは、イライラを抑えられずに担当に当たってしまう様な奴で、運命の王子様なんかじゃないのにとか。
俺なんかよりもっといい男が、なんて言っていましたが、それほどまっすぐに彼女達の幸せを考えている貴方だからこそ二人は貴方の事が好きなんだと思いますよ?と…
さて、だいぶ長くなってしまいましたが
以上をもちましてかにたまさん宛ての夢ソン解説を終えたいと思います。
今回、私から贈らせて頂きました夢ソンは。
佐久間まゆ・喜多日菜子 ⇒ 高梨蒼(かにたま)さんで
ClariSのagainでした。
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