第8回.夏がくる
6月。梅雨に入った。
梅雨がくれば、夏。
私は夏が嫌いだ。
早くも5月になると、これから来るであろう暑い暑い夏を思って憂鬱になる。
GWあたりの、窓を開ければそよ風が吹いて、新緑が見え、もう羽織るものなくてもいいね!の気候がちょうど良いんだから。
その、間もない期間を大切に大切に過ごす。
これから来る夏のことを考えず、今の気候を愛したい。
そんな尊い思いとは裏腹に、6月になると暑さが肩をぶん回し本気を出し始める。
肌がベッタベタになり、髪の毛もボリュームアップし、息を吸うのも苦しい。
毎年梅雨になると、梅雨明けのことを心配する。これ以上気温が高くなるだと??外なんか出れないぞ??と不安になる。
夏。ナツ。なつ。
外に出ないようにすれば大丈夫なはずなのだ。
結局エアコンをガンガンにつけるので、意外と夏が来てしまうとやり過ごせてしまえたりする。
家にいれば平気。
外は地獄。
本当に外は地獄だ。
とはいえ、末端冷え性ではあるので、暑い暑いと嘆きながら足は冷え汗をかいている。
真夏であっても、靴下は必須。
あと夏の嫌いなところは、人がイライラしているのが嫌。
夏ってみんな眉に線が入ってる。それを見るのが苦痛。それだけで暑さを感じる。
今年もまもなく夏がくる。
生き抜かなくては。
それはそうと、noteを書こうとページを開いたときの、
「こんばんは。お身体にお気をつけてくださいね。」の文字に泣きそうになってしまった。