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【おっぱいアイス】高知のアイス


高知のアイスと言えば…

『おっぱいアイス』(※個人の意見です)


パッケージを開けると
名前のまんま、
おっぱいの形をしたアイスが出てくる


子どもの頃から
慣れ親しんでいる高知県民にとっては
なんの違和感もなく

「ああ、おっぱいアイスね」

となるが、
知らない人からすると


「え…?おっぱい…?」

と、ちょっと引かれることもある


実際
見た目はおっぱいそっくりで

しかも乳首にあたる部分を
ハサミで切って(お〜、痛い)

そこからアイスを吸い出すのだ


たしかに
引かれてもおかしくはないかもしれない


おっぱいアイス関連の話で
最近面白いことがあった

先月
香川に嫁いだ従姉妹のMちゃんに会いに
香川まで遊びに行ったときのこと


Mちゃんの家で
談笑していると

ピンポーン

宅配便がやってきた


届いた荷物はクール便で
大きめのダンボールが一つ

それは
Mちゃんのお母さん(つまり私のおばさん)
からだった

どうやら
Mちゃんが以前
旦那さんの実家で採れた野菜を
おばさんに送っていたらしく
そのお礼らしい


ダンボールを受け取ったMちゃんが
部屋に戻ってくるなり

「なんか配達員さんがニヤニヤしてた…」

と首を傾げている


「え、どうしてー?」

と私はMちゃんが持ってる
ダンボールの伝票を覗き込んだ

その伝票には…


“おっぱいアイスミルク”


と書かれていた


おばさんは
どうやら野菜のお礼に
アイスを送ってきてくれたらしい

そしてその中身は

“アイス” ではなく
“おっぱいアイスミルク” らしい


段ボールの中身がなんであるのかを
おばさんは懇切丁寧に伝票に記していた


「これや……」 

Mちゃんが苦笑いとも、呆れともとれる表情で
伝票を引っぺがす


どうやら
配達員さんは”おっぱいアイス”に
免疫がなかったらしく

ついニヤついてしまったらしい…


私は
おばさんのユーモア(悪意)に
とてもほっこりした気分になった

やっぱり
日常にユーモアを持ち込める人って
素敵だなぁ〜、いいなぁ〜
と思う

そんな人と一緒に過ごしたいし
自分もそんな人であり続けたい



んで
苦笑い&呆れ顔のMちゃんが
ダンボールを開けると…

おっぱいアイスがアホみたいに詰まっていた

おっぱいアイスだけが
アホみたいに詰まっていた

Mちゃんちは、

Mちゃん夫婦と
小学生の息子
まだアイスを食べられない赤ちゃんの
4人暮らし


おっぱいアイスがアホみたいに詰まっていた



このおっぱいアイスを製造している会社は
高知のアイス会社で

他にも有名なアイスや
美味しいアイスがいろんな種類ある

ギフトボックスみたいなのも販売しており
いろいろな種類の詰め合わせも
販売している


にもかかわらず
おばさんは”おっぱいアイス” だけを
アホみたいに送ってきた

好きだなぁ〜、おばさん


そんなやりとりを不意に思い出し

私もなんだか
“おっぱいアイス” 食べたいな〜と
ふと思い立ち


今日、久しぶりに買って食べた


おっぱいアイスを食べるのにはコツがある


まず
おっぱいを揉みすぎてはいけない
(真剣に話してます🙇‍♀️)


手の温度でアイスがどんどん溶けると
液体と化したアイスが

切られた乳首部分から
滝の如く溢れてくる

初めは
絞り出しながら
ちょいちょい食べる、といった感じだが

中盤からはもう乳首から口を離せない


こちらの意図とは関係なく
どんどんアイスが溢れてくるのだ


少し口を離せばもう最後

アイスは噴水の如く吹き出し
手がベットベトになる


それを阻止しようとすると
唇がずっとアイスに触れてる状態になるので

唇がヒエヒエになり
1.3倍くらいに腫れる


とはいえ
アイスのお味はなかなか絶品

食べ進めるうちに
どんどん萎んでいくおっぱいに
切なさを感じながらも


ちょっと溶けて
液体になったアイスも
これまた美味しい


バニラビーンズがふんだんに入っているせいか

子供だましの美味しさではなく
ちゃんと美味しい(←ちゃんとって?笑)



久しぶりに
おっぱいアイスを食べて
子どもの頃を思い出し
……はしなかったけれど


子どもの頃の無邪気な感じ、

目の前のことに夢中になって
なんでもかんでも楽しむ感じを思い出せて

なんだか
心がホコホコして
とても良かったです


食べたことない人は
ぜひ食べて見てください

“おっぱいアイス”

おすすめです


楽しいです


最後の方は
溢れ出してくるアイスに溺れかけます


それが楽しいです


おっぱいアイス、こんな感じ

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