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ウォーハンマー初心者が"マグネタイズ"に挑戦してみた!

マグネタイズ!

今回はペイントから少しだけ逸れた記事になります。
が、マグネタイズすることで分割が維持されて塗りやすくなる場合も多いので是非読んでみよう。

マグネタイズとはパーツに磁石を付けて完成後もパーツの取り付け取り外しができるようにする手法です。
ひとつのキットで組み方が複数ある場合、接着して組んでしまうと後から別パターンに変更するのが困難に・・・
ゲームではミニチュアの装備でステータスが変わったりするのでなるべく換装できたほうが遊びの幅が広がりますよね。

ということで、マグネタイズについて紹介!

ネオジム磁石を用意しよう

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好きなサイズ、形状のネオジム磁石を用意します。
一般的な丸型だけでなく、軸打ちできるように中心が開口されたものや四角いものもあります。
今回は安価に入手できるUTOMAGの直径2mm×厚さ1mmを使って紹介していきます。
過度に小さかったり大きかったり重かったりするパーツをマグネタイズしたい場合には臨機応変に磁石のサイズを変えるといいでしょう。

次は”マグネタイズ棒”を作ろう

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まずはマグネタイズをサクサク進めるための治具を作ります!
作り方は簡単で、内径2mmのプラパイプの先端に先の磁石を接着します。
これを両極1本ずつ作ります。
片方の極に目印をつけておくと混同せずに使いやすいです。

マグネタイズ棒の使い方は
・磁石の向きを確認する。
・磁石を先端に付け、付けた磁石に瞬着を塗布しパーツに接着する。

といった感じで、ピンとこないかもしれませんがドチャクソ便利なのでオススメです。

パーツに穴を空けて磁石を接着しよう

マグネタイズ工程1

早速マグネタイズしていきます!
まずは磁石を入れたい箇所を太めのケガキ針等で打ちます。
いきなりピンバイスで掘るとズレることがありますが、こうすることでズレにくくなります。

マグネタイズ工程2

続いて1.8~2mm程度のピンバイスで穴を広げます。
穴の壁面がクッキリ出る程度まで掘ります。

余談ですが、リューターなど電動で素早く進めたい場合には2mmぴったりのドリルではなく1.8mm程度のやや細いドリルがオススメです。
熱でやや溶けて穴が広がるので丁度良くなります。

このままでは穴の底がすり鉢状なので、磁石を接着する際にぐらつく場合があります。なので穴の底を平らにしてあげましょう。

マグネタイズ工程3

ゴッドハンドのスピンブレード2.1mmで深さ1mmを目がけて掘ります!
(ゼリー瞬着を使うので0.1mm大きくしました)
ここまでしっかり穴あけをすると、気持ちよく磁石が嵌ります。

マグネタイズ工程4

好きな極のマグネタイズ棒に磁石を取り付け、磁石先端に少量のゼリー瞬着を塗布したら穴に嵌めます。
一呼吸置いてマグネタイズ棒をスライドさせると写真のように綺麗に仕上がります。

最後に軽く硬化スプレーを吹き付けて完成です!

別パーツへ磁石の位置を転写する

転写1

マグネタイズ元のパーツとマグネタイズ先のパーツで、磁石の位置がズレてしまうと変な感じになってしまいます。
よって、片方のパーツに磁石を付けたらもう片方のパーツに位置を転写することでそれを解決します。

画像のように粘度が高い水性エマルジョン塗料(写真ではDecoArtの24kゴールドを使用)を磁石部分に点付けして

転写2

転写先のパーツを押し付けます。
ぐりぐりと押し付けると塗料が広がって上手く転写できないので一方向にスッと押し付けましょう。

転写3

上手く転写できました!
このような感じで今回はバスティラドンの胸角をマグネタイズしてみましょう。

完成!

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短角と長角のパーツと、バスティラドン本体それぞれに上手く磁石を取り付けてマグネタイズ完了です!

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バチっと決まります♪
バスティラドンの場合は頭角やソーラー、蛇など他の部位もマグネタイズしたいですね。
(バスティラドン、ステガドンそれぞれのマグネタイズ位置をまとめた記事を後日投稿します)

と、こんな感じでマグネタイズでした。
注意点として、ゲームで使う場合にはゲーム中に崩壊しないような強度でマグネタイズしたほうがいいと思います。
また保持力を問わない部位は練り消しなどで仮止めしたほうが手軽なことも多いです。
でも私はマグネタイズが好きなのでなんでもマグネタイズしちゃいます。
皆様もぜひやってみてね!

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