イヤイヤ期は最短最速思考を手放そう
お久しぶりです。AOIです。
実は現在第2子の産休に入りました。仕事もお休みになり、体調も安定しているので、note投稿を再開したいと思います!(春に妊娠してから悪阻で体調不良が続き、なかなか書けなかった…涙)
今日はそんな悪阻期の中、2歳の息子のイヤイヤ期が重なったときに考えたことをシェアしたいと思います。
それは「イヤイヤ期では最短最速思考を手放すのが大事」ということ。
最速思考思考から離れてみる、という視点はコーチングスクールに通っていたとき講師の方が度々言っており印象に残っていました。それをイヤイヤ期の子どもと接しているときこそ大事な視点だなと最近気づきましたので、どういうことか書いていきたいと思います。
仕事で大事な「最短最速思考」
皆さん、仕事をしていると、いかに効率的に物事を達成できるか、を常に考えるようになりませんか?限られたリソース(時間・コスト・人手など)でいかに効率的に成果を出すか、がビジネスでは求められており、最短最速思考でいることが正解である世界だと思います。
イヤイヤ期の苦悩
一方、イヤイヤ期の子どもと接していると、一見最短最速思考とは真逆の行動ばかり…。「お着換えしようね」→「いや!」、「歯磨きしよう」→「しない!」、「今日は時間がないからママがやってもいい?」→「いや!自分でやるの!」と、朝の登園前という時間がない中で否定のやりとりのオンパレード(苦笑)結局機嫌が悪くグズグズになってしまった息子をむりやり担いで家を出るという日々がしばらく続きました。
こういうやり取りが続くと親の私もストレスが溜まりますし、息子にとってもストレスだろうなと思って結構悩みました。
イヤイヤ期に心がけるべきこと
そんな中イヤイヤ期に関する本や記事を読み、共通して述べている点があるなと気づきました。それは
子どもの「嫌」という感情を否定せず、「~が嫌なんだね」と受け入れること
ただし、しつけとして受け入れられない要望は聞き入れず、子どもの感情が落ち着くまで待つこと
子どもがやりたいことを一緒にやる親子の時間を一定時間確保すること
ちなみに私が参考にしたイヤイヤ期の書籍はこちら
3教訓をやってみて
言葉にすると簡単なのですが、この3つは実践するとなると結構な忍耐力がいりました(苦笑)特に子どもの感情が落ち着くまで待つというのは、息子の場合10分くらいかかることも。荒れ狂う息子のそばでただ見守り10分待つというのは、根がせっかちな私にとってかなりの苦行ですし、見ていて心苦しい。ただ、この時間を乗り越えると、ママの方に息子から近寄ってきてくれて、ぎゅーと抱きしめたあとは気持ちを切り替えて行動できるという場面が増えました(ただ100%そうなるわけではない、ということも申し添えておきます…。子育て難しい。)
また、命の危険にかかわること、社会通念上やってはいけないことでなければ、子どもがやりたがることは時間の余裕がある限り、やらせてみるよう心がけました。例えば、洗面所の水道の水をジャーっと出し続けること。一見水がもったいない!と思って「水とめようね」と無理やり止めてしまっていた私ですが、子どもは水が蛇口から出ることを見ながら触りながら確かめているという話をきき、「そうか、息子にとっては意味のある時間なんだな」と思い直しました。それからは、息子の気が済むまで水を出させてあげて、もういいというタイミングになったら一緒に水をとめました。
まとめ
こんな風に、なるべく息子の興味やペースにあわせるようにしたことで、イヤイヤ期は少しずつ落ち着いてきました。イヤイヤ期は子どもの脳の成長期であり感情と理性のバランスをとる練習をしているので、その子のペースに合わせて気持ちの整理がつくタイミングを待つのが結局一番近道なんだなとというのが今回の学びでした。
仕事をしていると最短最速思考で物事を解決したくなりがちだけれども、子どもと接するときにはその人の気持ちや感情の整理にとって必要な時間を確保し見守ることが大事なんですね。これってコーチングで取り扱うようなテーマでは、対子どもだけでなく、対大人に対しても重要な視点だなと改めて実感します。
でも子育てをするにはママとパパ側に心と体力の余裕が必要なのも事実…。産後は余裕がなくなるので、この教訓を忘れないようにしたいと思います。