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【メンバー紹介】「自分の人生は自分だけのものじゃない」~人を支えることで、自分も成長する〜
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"自分に目を向けるのではなく、誰かを助け守りたい"
そんな想いで日々仕事に向き合う望月さん。
チームでは、入稿やLPのコーディングを担当する傍ら、メンバーへの細やかなサポートを欠かしません。チーム全体の雰囲気を明るく保ち、メンバー一人一人が安心して力を発揮できる環境づくりに貢献しています。
高校時代の恩師から学んだこと
「自分の人生は自分のものだけじゃない。恩返しの人生だと思っています」
そう語る望月さんの原点は、高校時代にさかのぼります。
ソフトテニス部に所属していた当時、顧問のコーチは休日返上で熱心な指導をおこなってくれたそうです。
その経験は、大学生になり高校生にソフトテニスを指導する機会を得た時、より鮮明な形で蘇ることになります。指導中、ふと自分の言葉や振る舞いに、かつてのコーチの影響が色濃く表れていることに気づいたのです。
「自分が発する言葉一つ一つに、高校時代のコーチの面影があったんです。その時、気が付きました。多くの人からたくさんのものを与えられて、今の自分が形作られている、と」
祖父から学んだ「与えられる人」
数年前、突然の病で祖父を失った経験は、望月さんの人生観を大きく変えるきっかけとなりました。
「祖父の死を通じて、自分がどれだけ大きな愛情をかけられていたのかを痛感しました。生前、当たり前のように受け取っていたものの大きさに、改めて気づかされたんです」
この時、望月さんは自分自身の中に違和感を覚えたといいます。スキルの向上とともに、時として上下関係で人を見てしまう自分の姿に、大きな課題を感じた、と。
「心を磨いていかなければいけない。祖父のように、誰かに与えられる人になりたい。そう強く思うようになりました」
その想いは、やがて大きな決断へとつながります。それまで勤めていた会社を退社し、経営という新たな道を歩み始めたのです。
「与えられる人」としてチームを支える
現在、望月さんは祖父が立ち上げた事業の経営メンバーとして活躍する傍で、チームでは入稿作業やLPのコーディングを担当しています。
「チームの仕事でも『与えられる人』の姿勢を忘れないようにしています。自分に目を向けるのではなく、常にチーム全体の最適解を考えるように心がけています」
その姿勢は、日々の細やかな気配りとなって表れています。体調を崩したメンバーへの気遣いの言葉、技術的な課題に直面したメンバーへの丁寧なサポート。
たとえば、HTMLコーディングで困っているメンバーがいれば、このように対応します。
「単に解決方法を示すだけでなく、なぜその修正が必要なのか、どういう理屈で動作するのかまで、できるだけ分かりやすく説明するようにしています」
技術的な説明も、相手の理解度に合わせて、時には図解を交えながら丁寧におこないます。
「与えられる人」という軸があることで、おのずと丁寧なサポートにつながっているのです。
スキルを磨き、心も育てる
「これからも入稿やコーディングのスキルを磨きながら、チーム全体でより良いものを作り上げていきたい。そのために自分に何ができるのか、常に考えていきたいですね」
技術力の向上と、人としての成長。
その両輪を大切にしながら、望月さんは日々の業務に取り組んでいます。穏やかな口調で語られる言葉の端々に、「与えられる人」としての確かな覚悟が感じられました。
チームメンバーからも、望月さんの存在を高く評価する声が聞かれます。
「安心して相談できる」「チームの雰囲気が良くなる」など望月さんへの信頼は厚く、メンバーの信頼は日に日に深まっています。
そんな望月さんの存在は、これからもチームにとってかけがえのない原動力となっていくはずです。