値引する?しない?
営業時に値引きの相談を受けることが多い
見込み顧客とやりとりをしていると、「値引きできますか?」と聞かれることが多い。
うちのチームは結構ギリギリの価格設定にしているので、正直いうと値引きは辛い。
ライターさんやファクトチェック担当者にもっと報酬を出したいし、値引きにはかなり抵抗がある。
でも、営業繰り返すうちに、あることに気がついた。
それは、1度は値引きすることが大事ということ。
メルカリで学んだことを活かす
以前はよくメルカリを利用していた。
購入の際、値引きをお願いすることがあったのだけど、むげに断られるとなんだか悲しくなってしまい、購入を見送ったことがよくあった。
逆に、ほんのわずかの値引きでも(例えば50円とか)してもらえると、購入することが多い。
結局のところ、値引きの希望額が通るかどうかではなく、値引きそのものをしてもらえるかどうか(こちらの要求を受け入れてくれるかどうか)が問題なのだと気がついた。
新規クライアントは商品のクオリティに不安がある
新規のクライアントが値引きを要求する理由の1つは、記事のクオリティーに不安があるから。
だから、とりあえず初回は値引きをして「クオリティーに満足してもらえたら正規の料金で継続をご検討ください」と伝えるようにしたところ、契約を受注できる確率がかなり増えた!
返報性の法則が生きてくる
返報性(へんぽうせい)の法則とは、誰かに何かをしてもらったら、お返しをしたくなるという法則。
これは、ビジネスでも大きく作用するので、こちらが値引きを承諾することで、相手が契約してくれる確率が上がる。
人は「感情でものを買う」と言うけれど、本当にそうだと思う。
今回の経験で、一度はクライアントの要望を受け入れるのが大切なんだと学んだ。