「ライターさんと連絡が取れない・・・」その後のはなし
12月中旬ごろ、とあるライターさんと連絡がとれなくなりました。
(その話は「ライターさんと連絡が取れない・・・」で書いています。)
実は、昨日このライターさんから連絡があったんです。
詳細は書けませんが、救急搬送されて大きな病気がみつかり、その後、複数回手術をうけたそうです。
一番起きて欲しくないことが起きてしまったんだな、と思いました。
こんなことなら、仕事が嫌になって音信不通になっただけの方がずっとよかった。
元気に過ごしているなら、それでいいやと思っていたのに。
Webライティングの世界では、残念ながら、ライターさんと連絡がとれなくなることが結構あります。
私はいままで3〜4回経験しているのですが、多くは納期の直前に連絡がとれなくなるパターンです。
今回連絡がとれなくなったライターさんも、納期の直前で連絡が途絶えました。
最初は、病気や事故を心配しました。でも、クラウドソーシングサイトにログイン履歴があるのをみてからは、チームのお仕事が嫌になったのかな、と思うようになって。
だから「なにかやむを得ない事情があるに違いない!」と100%信じていたわけではなく、たぶん仕事が重くて連絡が途絶えたんだろな(病気や事故よりその方がずっとまし)と思っていたんです。
辞める前に一言くれたらよかったのに・・・と心の整理がつかない時期もありましたが、彼女には「ご連絡がない理由が病気や事故でないと良いのですが・・・」とだけ伝えていました。
今回、印象的だったのは、チームのメンバーの反応です。
彼女と連絡を取り合っている可能性のある方たちには個別にメッセージして、何か状況を知っているかどうかヒアリングをしていました。
その時の反応が、3つに分かれたんです。
良いとか悪いとかというよりは、興味深いと思いました。
過去に「こんなことが起こるなんて…」という体験をしたことがある人なら「何かあったんじゃないか」と考えることが多いのかもしれません。
わたしはこのタイプです。
何の前触れもなく親しい友人を亡くした経験があり、それからは、だれかと連絡が取れなくなると最悪の事態を考える癖がついてしまいました。
一方で、仕事で裏切られた(?)経験が多い方や、まだ年齢が若い方は「仕事を放棄した」と考えがちなのかな…?
本当に、人の価値観は多種多様で、だからこそチームで働くのは楽しいし、大変でもあります。
今回あらためて感じたことがあって、それは、
リモートでの仕事は相手の状況がほとんど見えなくて、私の知らないところで色んなことが起こっているということ。
だから、相手の言葉や行動は、私には理解できなくても「そうする理由があった」わけで、できる限りそれを尊重したいということ。
理由を考えたり、腹を立てたりすることに意味はないんですよね。私には知り得ないような色んな事情があるから…
毎日、朝起きるとチームのメンバーから5つ以上メッセージがきています。
未読のチャットがあるとわくわくする自分がちょっと気持ち悪いです。笑
内容は単に業務連絡なんですけどね…。
思ってもみないことが起こる世の中だから、こうやっていつも通りチームから連絡が入ることが嬉しいというか、ほっとするのかもしれません。
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