ピアス
ピアスをあけてきました。
初めてピアスをあけたのは、就活終了後でした。
友達が就職先決定のお祝いとして耳たぶ用ピアッサーをプレゼントしてくれ、左右それぞれその場であけてくれました。
イヤリングをなくさないように耳の色が変わるまで圧迫していた日々が終了し、また選べるアクセサリーの幅が広がりとてもうれしかったです。
しばらくはそれで満足していたのですが、その後じわじわともっと開けたい、という思いが強くなってきました。
よく聞く音楽のアーティストや、軟骨に複数ピアスをつけている友達を見ていると、たくさんあったほうが盛れるな、という考えに至ったのです。
次にピアスをあけたのは、フランスに移住すると決めて会社を退職したすぐ後でした。
この頃は夏休み気分ですごく開放感にあふれていて、最終出勤日を終えた後すぐにドラッグストアに行きピアッサーを購入しました。
line電話でピアスいっぱい従妹とあける位置を決定し、もともと開いていた右耳のピアス穴の上に二つ新しくあけました。
イメージはロロノア・ゾロです。
そして今回、フランスでの職が見つかったお祝いとして、左耳のロック、トラガスをあけてきました。
本当はもっとあけたかったのですが、軟骨は安定するまでピアス個所が痛むらしく、両耳にあけてしまうと横寝するときにしんどい、と教えられました。
計画的にあけていくしかありません。
さて、日本でピアスをあける場合はピアッサーまたはニードルを用いて自分であけるのが主流だと思います。軟骨の部位によってはニードル販売の規制が強化されていることもあり、スタジオや病院であけられる方も少なくないのかもしれません。
フランスでピアスをあける場合は、スタジオが主流です。ピアスショップであけてくれる所もあるようです。くまなく探し回ったわけではないのですが、ピアッサー、ニードルが販売されているところは見かけませんでした。
ピアスをあけると決めてから、予約なしで施術をおこなってもらえるスタジオをGoogle mapで探しました。
フランス語で電話予約とか、私には難易度高すぎるからです。
タトゥーも扱っているスタジオが多く、レビューを追っていくのが少し面倒でしたが、下記のお店で施術をお願いすることにしました。
Excess tattoo piercing
12 Bd Victor Hugo, 34000 Montpellier, France
早速スタジオを訪ねました。
前の人が終わるのを数分待って、すぐ案内されました。
パッション仏語で乗り切ろうと覚悟を決めていたのですが、施術者の方は英語が話せました。
肩透かしを食らった気分ですが、結果的によかったです。
料金はメニュー表に書かれている通りで、施術＋ファーストピアス代の合計です。
ファーストピアスは四種類(シルバー、ゴールド、ブラック、石付き)から選ぶことができ、選んだピアスによっては追加料金がかかるみたいです。
私は無難なシルバーを選択したため、追加料金は発生しませんでした。
一つ注意したほうがいいのは、支払方法は現金のみという点です。
私はトラガス、ロックをあけたので、合計で80€必要だったのですが、現金の用意がなかったため慌てて最寄りのATMに駆け込みびくびくしながら現金を運びました。
初めてのピアスで消毒液も購入したい人は、もう少し多めに用意しといたほうがいいかもです。
肝心の施術につきまして。
まずスタジオ探しでよく目についた衛生面について、問題ありませんでした。
寝ころんでいたので施術者の一挙手一投足を見ていたわけではないのですが、ニードルは袋から取り出していたのでおそらく新品と思われます。
施術前に耳の消毒もありました。
また施術後は施術台の消毒をされていたので、コロナ対策もばっちりです。
施術は穴あけ位置確認後、雑談しながらおこなわれました。
おー日本人、寿司、漫画、といったテンプレ会話をしていると、予告なしにグリグリグリーっとニードルをねじ込まれました。
トラガスは、痛くないことはないのですが、そんなに痛くはなかったです。
ロックは部位やピアス、耳形状のせいもあり、終始痛かったです。
トラガスに使用するピアスは、耳たぶに一般的につけるピアスのように穴に通す部分がまっすぐですが、ロックのピアスは穴に通す部分がバナナのように曲がっています。
耳の肉壁に常にピアスが押されていて、じんじんします。
施術後もしばらく痛みが続きます。
この記事を書いている今は、ピアスを開けてから1ヶ月程度経過していますが、ロックはまだ触ると痛いです。
トラガスはそこまで痛まず、頑張ったらイヤホンを装着することもできます。
しかし肉芽ができてしまい、穴を塞ぐかこのまま頑張るか悩み中です。
安定するまで最低もう1ヶ月程度、様子を見ていきたいと思います。
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