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今の私を作り上げたのは半分は彼/私の中に自然と湧き上がってくる言葉たち

「自分以外の誰かに認めてもらう為に書くんじゃなくて、自分自身をまずは納得させる。

人にどう思われるかじゃなく、自分が自分をどう思うかだよ。」


私が婚外で過去に好きになった彼がそう言ってた言葉が、未だに脳内に勝手にこうして蘇ってくる。

だから、書かずにはいられなくってこうして書いてる。けれど、辛いとか苦しいとか切ないとかの感情は、今はもうほぼ感じてはいない。



私が文章を書くようになって作家を志すようになって、そして尊敬する方に直接会いに行って学んだり、人から文章を書くことを教えていただくようにもなって、そうして私が学んだことや学んでどう感じたのかってことをアウトプットする姿を、彼はスマホの画面越しに見ていてくれた。

(過去の詳細は以前こちらの記事に書きました)



そんな日々の中で、彼はある時こう言った。

「あなたはまだそうして人から教わって成長する段階。そういう時期があったっていいと思うよ。
人はその過程を経て成長して行くものだから。でも俺は、そうやって成長してきてない。」



彼とまだ連絡を取り合っていたあの頃の私は、そうして彼の話を聴きながら、

「人から教わらないで、じゃあ一体どうやって彼は成長してきたって言うんだ……?」って疑問に思ってた。



けれど最近になって、なんとな~くだけど、彼はきっとどんな時でも経験を積み上げて、そして自分自身の中から自然と湧いてくる言葉たちだったり、同じく自然と湧いてくる感情だったり、それらと対話(時には喧嘩だったりかな……?)をして行く過程で、自分で自分を成長させてきたのかなあ……ってそんな考えが最近は浮かぶようになった。



なぜ今頃になってそんな過去のことを考えてしまうのか?当然そうなる。



あの時はまだ私は今よりも未熟で、何も見えてなかった。


だけど最近の私は、

「自分で自分を唸らせる、自分の中にいるもう一人の自分をまずは納得させる」って感覚だったり、

「心を凪の状態にしていれば自然と言葉たちが湧き上がってくる」

そんな感覚だったりを、少しずつ掴めるようになってきたように感じている。



これはきっと私なりに積み上げてきた今までの経験、彼とのことも含めた今までの経験が蓄積されてきて、私の中からも言葉たちが徐々に溢れてくるようになったのかなあ……?ってそう分析してみている。

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