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ワクワクドキドキがずっとずっと持続する恋愛、プラトニック

私は、現在作家を目指しているってこともあって、自分でもこうして日々文章を日常的に書くし、そして読書もよくしている。



今まで私がずっと書いてきたのは、主に感情日記=エッセイだ。


エッセイを書くことって本当に面白くって、こうして長い期間書き続けていると、その文章にはその時その時の心理状態や、何に心躍らせながら生きていたのかってことが残せる。

自分が生きた証とでもいうのか、とにかく日々の生活がそして人生が、今の時代だとリアルタイムで世に向けて送り出せるから、ほんと世の進化って目まぐるしい反面、便利になったよな~って思ったりもしている。



そして私が好きで、
「この人みたいな作家さんになりたいなあ…かっこいいなあ……」

そう憧れを抱いている女性作家さんのエッセイを最近はよく読んでいて、印象に残った部分があったので、こうして記事に書き残しておこうと思った。



私が憧れているその作家さんは、恋多き女だった人だ。

自分の欲望の赴くままに恋をして、そしてその恋愛の経験や自分の人生を文学作品として残してきた人。

彼女は筆一本で稼ぎ、そして恋をした男に使うエネルギーやお金はいとわない、そんなスケールの大きさ、器の大きさを感じさせるような女性。


私は彼女に本当に憧れていて、自分もそんな女性になるってイメージを日々抱きながら、こうして文章を書いている。

(あ、だけど、またガチ系婚外恋愛=泥沼一歩手前系をしたいって気持ちは今のところはない。未来はどうなるかは、誰にもわからないけれど。独身だったら……お相手がもしもいらっしゃれば、していたのかもしれない。欲望の赴くがままに……………)


そしてその一方でその女性作家さんは、恋多き女であったにも関わらず、50代に入りそれまで長く恋仲だった妻子ある男性との関係をすぱっと断ち切って、その後は恋愛はせずに作家として、生涯独り身で生き抜いた。



その彼女がとある雑誌のインタビューで、

「50代に入り、なぜプラトニックの恋に切り替えた、というのか、意中の男性と肉体関係を持つことをやめたのですか?」

そう質問をされこう答えていた。


「だってプラトニックで男を好きになって、意中の男と距離を保ち続けていれば、嫌なところだって見なくて済むし、死ぬまでワクワクドキドキ恋が出来るじゃない?

しかも、そうして遠くから想ってるだけなら相手に迷惑をかけない。

実際に肉体関係を持って関わってしまうとね、人間て欲深ですから、またすぐに逢いたくもなるし、またすぐに意中の男に抱かれたいって思ってしまうでしょう?」


う~わ~……………

その通り過ぎる…………



これまで私が考えてきたこと、私が婚外で好きになった彼から離れるという一大決心をした、その大きな理由のうちの一つというのか、心にはあったけど言語化できずにいたことを、その女性作家さんが代弁してくれてるってそう思った。


結局は私も、欲深なメス、だったのである。

これまでも私は、

「男という生き物=何だかんだ言ったって動物のオスなのだから、より多くのメスに遺伝子を残そうとするのは自然なことだよ」

などと、私なりの見解をこちらの記事などに書いてはきたけれど、それは私にだって言える、同じことだと思った。



意中のオスと一夜を共にし、その最高の幸福感を味わってしまった暁には、また次回も逢いたい、そうして逢ったらもう一度………

そのループを繰り返す。



私の場合は、そのループに自分がこれ以上のまれてしまった場合は、この身が持たないと思った。色々な方に対する罪悪感とかもう色々な意味で辛くって。

今となってはあの時は、様々な方の心をきっと傷付けてしまったなあ……と思い、心が痛み懺悔している。



そんな感情の流れがあって、婚外で好きになった彼からは離れて数か月、今となっては、私の好きな女性作家さんがインタビューで応えていたように、遠くから彼を想っていればそれで幸せ。

(あ、ちなみに彼を心の中で想っているからといって、夫のことを嫌いであるとか、そういうことではなく。何なら夫のことも未だに好きだし、自ら進んでセックスもするくらい好き。

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