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彼と離れたからこそ見えて来たこと

昨夜、私が以前書いたこちらの記事に、コメントをいただいた。


その方とのやり取りが、とても印象に残った。


私は、彼との婚外恋愛についてを書き続けて来て、もうすぐ一年になる。私は「婚外恋愛」と書いてはいるけど言ってしまえば、これは不倫だ。

深い精神的な繋がりこそ私は、罪深いってそう思っている。彼との日々を送る中では、ついその事実が頭から飛んでしまっていたこともあった。

私としては、自分が既婚者だとか彼にもパートナーさんがいるんだからとか、頭であれこれと考えるよりも、「彼のことが好きだなあ」「彼がやさしく笑う顔が好きだなあ」「彼が話して聴かせてくれることには学びが多いなあ…」「彼に逢いたいなあ…」

……………

ただそれだけの想いだった。


だけど、私がこのnoteで書いてきた記事だけをお読みいただくと見方によっては「あなた、年下の男に騙されているのでは?」と見えてしまうこともあったのかもしれない。

不倫に対する批判的なコメントをいただいたこともあったけど、むしろそれよりも、私の身を案じてくださる方からのコメントも多く、そこは本当にありがたく思った。そして私は今まで、その方々にもコメントを一人一人お返しさせていただいて来た。


そうして昨夜いただいたコメントの一部。

ざっと記事を拝見しましたが、いかに彼が誠実で、素晴らしい男性か、ということが書いてありましたが、外から見たら単なる既婚女性に手を出してるクズでしかないです。

……………………

ただ単に、あおいさんに対して優しいだけの男です。本当に素晴らしい男性なら、あおいさんを苦しめるようなことも、叱るようなこともしないでしょう。


そうしていただいたコメントに私は、こうお返事をした。


こんばんは😊
『本当に素晴らしい男性なら、あおいさんを苦しめるようなことも、叱るようなこともしないでしょう。』

確かに、私が書いてきた内容だけを見ていただけば、彼はそのようにも見えてしまうかもしれません。ただ私が、こちらには書けないような個人的な問題でとても悩んでいたこの一年近くの間、ずっと私の話を聴き、アドバイスをくれ続けてくれていたのも彼でした。それはもう丁寧にそして根気強く。

常人にはきっと、ここまでのことは出来ないでしょう。私という人間は、自分が納得いくまで詳細な説明を求めてしまうような、一筋縄ではいかない女ですから。

彼は私が「一人でも強く生きたい!」と何年もの間悩み、試行錯誤して来たことを知っています。そして彼は『場当たり的な優しさは、本当の意味ではその人の為にはならない』ということも知っている人です。

だからこそ、仮に自分から離れたとしても私が一人でも生きられるようにと厳しくしてくれていたのだと、私は思っています。

不倫に関しては賛否両論あることは重々承知しておりますが、その上で私はこの道を選ぶことを決めました。貴重なご意見誠にありがとうございました。

私からのお返事


こちらにも書いたように、現在の私は、一筋縄では行かないような女なのだと思う。

私の年齢も年齢であるし「ただ好きの気持ちだけでした…」そうは言ってもやはりさすがに、浅はかな考えのみで行動出来るような大胆さや、無邪気さや若さの勢いも既に持ってはいない。


そんな私はこの一年間、先程も書いたように、こちらには書けないような個人的な悩みを抱えながら生活を送っていた。

そしてそのような苦しかった日々の中で、私を丁寧にそして根気強く励まし続けてくれていたのは、夫ではなく、彼だった。
彼が居てくれたから、私はその日々を乗り越えることが出来た。

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