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AOiに参加してワクワクが増えた。|参加者のこえ。
みなさんこんにちは!はじめまして、理学療法士の荒金と申します。
AOiディズニー企画に第1弾は参加者として、第2弾はAOiトラベルアンバサダーとして携わらせていただきました。
今回は、なぜ私がAOiの企画に参加しようと思ったのか。そして、企画や運営に関わって感じたことについてお話ししたいと思います。
なぜ私がAoiの企画に参加しようと思ったのか。
私は旅行が大好きで、家族や友人、一人でもよく旅行に行っていました。
私にとっての旅行は「ワクワクするもの」でした。旅行前に「どこに行こう?」、「何を食べよう?」と考える。旅行中に現地の人と話す、綺麗な景色を見る。旅行後に写真をみて思い出に浸る、誰かに話しをする。旅行を計画する段階から旅行を終えた後まで、ずっとワクワクして楽しいものが、私にとっての旅行です。
旅行は不安を感じるものではありませんでした。
しかし、理学療法士として働いていると、
「もう旅行には行けないかな」
「旅行に行きたいけど不安だな」
このような言葉を患者さんや利用者さんから聞くことが何度もありました。
今まで行った旅行の話を楽しそうにされる患者さんや利用者さんを見ていると、「また旅行をしたい」という気持ちを持っているのだと、私は思いました。
その一方で、病気で身体を今までのように動かせなくなったことにより、旅行に対して不安や諦めの気持ちがあることを知りました。
安心して旅行に行くことができれば良いなと思いながらも、私には支援の方法が分かりませんでした。
そんな時、AOiのディズニー企画のことを知り、「旅行支援」というサービスを知りました。
私はこの企画に参加すれば、大好きなディズニーのバリアフリーを知ることができる。また、旅行支援のヒントが得られ、臨床でも活かせることがあるかもしれないと思い参加を決めました。
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参加して感じたこと
第1弾の東京ディズニーランド(以下、ディズニーランド)は参加者として、第2回の東京ディズニーシー(以下、ディズニーシー)は企画・運営に関わって感じたことをお話ししたいと思います。
第1回のディズニーランドでは、みなさん初対面の方で最初は緊張していましたが、時間が経つにつれて仲良くなり、とても楽しい一日を過ごすことができました。
ディズニーのバリアフリーには「ディスアビリティーアクセスサービス」という、長時間列に並ぶことが困難な方が、アトラクションの待ち時間を待ち列以外の場所で待機することができるサービスがあります。
さらに加えて、乗り込みやすいアトラクションの仕様やパレードの鑑賞エリアの設置もあり、負担が少なく楽しめる工夫がたくさんあると感じました。乗り込みが大変なアトラクションもありましたが、二人での介助や抱え込みでの介助により、乗ることができました。
また企画中には、集合写真の撮影やAOi独自の「ミッション」と呼ばれるディズニーに関するクイズの出題もあり、参加者全員が楽しめる工夫がされていました。
企画を通して、当事者・医療従事者・企画運営陣関係なく、みんなが笑顔で楽しんでいたのがとても印象的だったため、また参加したいと思いました。
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第2回のディズニーシーでは、運営チームとしての参加枠が設けられていました。第1回目がとても楽しかったため、今度は企画を創ることに関わってみたいと思い、第2回はトラベルアンバサダーとしての参加となりました。
運営チームに入り驚いたことは、事前に準備するタスクの多さ。参加しているだけでは分かりませんでしたが、運営チームのしっかりした事前準備によって、安心して楽しめる企画が創られていることを知り、私もより一層頑張ろうと思いました!
準備することはたくさんありましたが、みなさんが楽しんでいる姿を想像しながら運営チームの方と行っていると、とてもワクワクしました。
当日は実際にみなさんが楽しんでいる姿を見てほっとしました。
また、企画の後も私はフォトブックの作成を行ったのですが、みなさんの素敵な笑顔の写真を見てとても幸せな気持ちになりました。
私にとっての旅行は、計画する段階から旅行を終えた後までワクワクするものであったため、アンバサダーとして参加した今回は、まさにこれを感じられるものでした。企画に携われて本当に良かったです!
今後参加される方へのメッセージ
私はこの企画を知り、参加したことによってワクワクすることが増えました。
最初はディズニーのバリアフリーのことや旅行支援について知りたいという気持ちで参加しました。
しかし、運営チームに入ったことにより、企画を創ることの楽しさも感じられました。素敵な出会いもたくさんありましたね。
踏み出した瞬間から、未来は変わると本当に思います。
あなたも私たちと一緒にワクワクする旅にでてみませんか?
このコラムが、あなたの一歩を踏み出すきっかけに少しでもなったら嬉しいです。
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◆執筆:荒金ちさとさん ◆編集:ハル