僕と君は、映し鏡 84
こうしてオーディションを終えたメンバーは
観客による投票結果を待ち、
改めて舞台に戻った際には
早くも審査結果が発表されることになる。
そして選ばれた3人はすぐに第二幕の準備に入る。
数分後には『銀河鉄道の夜』がスタートする。
車掌役の酒井敏也さん、鳥捕り役の大高洋夫さん、
少女の母親役の柿丸美智恵さんと
約40分にわたる舞台を作り上げていく。
ここでもメンバーの組み合わせによって
物語の雰囲気が変化し、演技の間合いもまちまちで
役の組み合わせは1320通り存在しますが、
15公演中まったく同じ配役の
公演が2度あったのは興味深い。
○○:(おいおい、こんなことがあるのか
数千通りの組み合わせがあるのに
配役が全く同じじゃあないか)
そんな日々変化する第二幕。
結果的その組み合わせの妙が味となり、
同じ物語なのに連日違う作品を観ることとなった。
この第二幕でも出演を重ねるごとに
成長を見せるメンバーの姿を目にすることができた。
初日から第二幕に出演していた
久保と山下が数多くの役を演じながら、
着実に個性や存在感を強めていく。
○○:(久保さんと山下さん
この2人は3期の中でも別格だな)
2人が存在感を高めていく中
最初こそ演技に不安要素が見られた与田は
初めて第二幕に出演したことで自信を持ち、
以降の第一幕、第二幕では堂々と演じる姿が
見受けられました。
○○:(与田さんの成長速度、すご)
純粋に驚く、○○
その他にも梅澤や佐藤、向井などといったメンバー
も第二幕初出演後は明らかに心境の変化が見られ、
日々成長していることが伺えるのだった。
続く