僕と君は、映し鏡 94
食事会が始まり数時間がたった
いまだに食べ続けるもの
夜景を見ながらのんびりするもの
先輩、同期、後輩と談笑をするもの
食べ過ぎて眠りにつくもの
それぞれが楽しい時間を過ごしていた
○○:みなさん、少しいいですか
時間も時間なので
そろそろお開きにしたいと思います。
全員が「えーーーーー!!」
っと叫んだ
その大声で眠りについていた大園が目を覚ます
桃:う~ん、みなみん、おはよ~
梅:おはよう、桃子
桃:もう朝?
梅:違うよ、でも起きてて
桃:わかった~
まだ少し寝ぼけている大園に
言葉を掛ける梅澤
○○:すでに何人か寝ているメンバーも
居ますし、そのまま自宅に返すもの危ないですし
ここからの方が会場まで近いので
時田さんにお願いして、
本日はこのままこのホテルで
宿泊したいと思います
本:え!!本当ですか!!!
○○:はい
本:渡部ちゃん!!ちょっと!!!
渡部マネに声を掛け
隅に移動し話を始める
本:手持ちどのくらいある?
渡:そんなにありませんよ!?
本:だよね。食事をご馳走してもらって
ここの宿泊代も出してもらうのは
流石にまずいよね。マネージャーとして
渡:まずいですけど
ここの宿泊代、超高いですよ
ATMに行ってお金降ろしても
メンバー全員分もあるかどうか
本:だよね~
2人のマネージャーが話していると
○○:あの~
後ろから○○に声を掛けられ
振り向く2人
○○:時田さんの好意で
皆さん無料で泊めていただける
ようなので代金の方は問題ありませんよ
そうに言われ、本橋、渡部は○○の
掴みかかり
2人:それ本当!!
○○:は、はい
ただあとでお願いしたいことが
あるらしいのですか
大丈
2人:大丈夫です!!
食い気味でOKを出す2人
そしてメンバーの方に行き
本:みんな、今日は泊まり決まりね
全員:やったー!!
渡:みんな、嬉しいのはわかるけど
時田さんのお礼を言いましょう!
なんとタダで泊めてもらえるみたいだから!!
麻:!!!!
玲:本当ですか!!
時:ええ。○○君には色々と
助けてもらっているから
このくらいのことはしないとね
そうに言い○○の方をみる
真:○○君って、本当にすごんだね
七:ほんまやね
若:あの若さでスケールがデカ過ぎ
奈:確かに
玲:まあまあ、みんな
まずは時田さんにお礼を言おう
ありがとうございます!
全員:ありがとうございます!!
時:いえいえ、
じゃあ部屋の準備をしないとだから
30分ほど待っていてください。
全員:はい!!
○○:じゃあ自分も時田さんにお供しますので
ゆっくりしていてください
全員:はーーい
続く