僕と君は、映し鏡 68
橋本奈々未と3期生の話し合い
尾行の対策、マネージャー業に追われる○○
忙しい日々が過ぎていく。
そして、3期生で行われる
プリンシパルの公演日が
いよいよ1週間を切った
3期生、全員セリフと振りは
完璧に頭に入った。
演出家から細かな修正が入りながら
クオリティーをあげる作業をしている
この中で小さなNGはあるが
3期生全員がのびのびと練習をこなしていく
演:じゃあ、みんな20分の休憩~
休憩のあと通しでやって
今日の練習は終わりです。
3期:はい!!
休憩に入る3期
○○:みなさん水分補給は大事なので
しっかり飲んでください。
そうに言いながら水を渡していく○○
蓮:○○、(人´∀`)アリガトー♪
○○:いえいえ、
岩本さん調子はどうですか?
蓮:絶好調だよ~!
セリフも振りもしっかり覚えられたし
毎日、楽しいよ~
○○:そうですか。
それは良かったです。
なにかあったらすぐに言ってくださいね。
出来る限りフォローしますので
蓮:ほんと!!
じゃあ早速なんだけど
宿題手伝って!!
○○:じゃあ練習が終わった
一緒にやりましょう
蓮:やった~
「○○さん!!」
呼ばれて振り向くと
そこには、阪口、久保、中村、伊藤が立っており
史:○○さん私たちも宿題手伝ってください!!
珠:蓮加ばっかりずるいぞ!!
中村と伊藤が後ろで(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン
と、頷いている。
ビックリしながら○○は
○○:では、午後のBirthdayLiveのレッスン前に
時間がありますから、そこでやりましょう
4人:はーい!!
一仕事を終え、PC作業を始める○○
その作業を少し離れたところから
○○をみる、美月
梅:な~に、見てるの!
美:わ!!びっくりした。
梅:見てないで、話しかけに行ったら
美:だって仕事中みたいだし
邪魔しちゃ悪いって
梅:そんなこと言って
話したいから見てたんでしょ
軽く顔を赤くしながら俯く山下
梅:練習開始までまだ時間があるし
話してきても問題ないでしょ
美:でも、なに話していいか
判らないし
梅:そんなの何とかなるでしょ!
○○さ~ん!!
山下が困っている中
梅澤は○○に声を掛ける
○○:??
梅澤さんどうしましたか?
梅:この前、皆でご飯に行きましたけど
普段からあのレストランに行ったりするんですか?
○○:いえいえ、普段は行ったりしませんよ。
特別な時にしか行きませんよ。
梅:特別な時ですか?
○○:えぇ、仕事関係とかで
使うことが多いですね
梅:やっぱり、コンサルティングの仕事は
大変なんですか?
○○:そうですね。
色々調べたり、マーケティングをしたりと
企画書を作り直しを繰り返して
精度を上げていくのでなかなか大変ですね。
○○と梅澤が話していると
梅澤が隣にいる
山下を肘で突いて
会話に入るよう促す
美:あ、あの○○さん
○○:どうしました?山下さん
美:そ、その聞きたいことがありまして
よかったら教えてもらってもいいですか?
○○:自分が答えられることなら構いませんよ。
山下が聞きたいことは・・・・・
続く