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会社を辞めて"世界の暮らしを巡る旅"へ #2
私は6月末で新卒から約2年勤めた会社を退職し、"世界の暮らしを巡る旅"へ出ることに決めた。
前回の記事では、なぜ世界中を旅したいのか書いた。
ここでいう"暮らし"とは何なのか…?
私なりに捉えるとそれは、自然と共に生きること!!
普段の生活では意識しづらいかもしれないが、太陽、土、木、空気、そうした自然の中で私たちは生かし生かされている。
こうして私たちが地球で呼吸をし生きていられるのも、自然の生み出す空気や木、水そうしたものがあってからこそ。
日常での食、野菜一つとっても、人の労力はもちろん、肥料、土、空気、水などたくさんの要素から成り立っている。
また何より、身近にあるもので創る生活は楽しい!
いつかは自然に囲まれた場所で自分たちの手で楽しく暮らしを創り、生きていきたいと思うようになった。
長野での学生生活から湧き上がったこうした想い
大学1年の時に、留学生との交流や旅を通して人は人との出会いから多くのことを学ぶと感じ始めてから、国籍年齢超えてもっといろんな人と交流したい!と思うようになった。
旅中でも利用したゲストハウスのような場所なら気軽にいろんな人と交流できるのでは…?
そこで、たまたま求人募集していた長野市内のゲストハウスで働くことになった。
働く前は、どんな人が働いてるのか?雰囲気はどんな感じか?気になっていた。
おそらく旅好きな人が集まるんだろうなと思っていた。
初出勤、オーナーさんやスタッフの方と自己紹介を交えて話しているうちに、こんな生き方もあるのか!と驚いた。
なんとそのオーナーさんやスタッフの人はゲストハウスをパートで働く傍ら、山間の方で畑をしたり、自分たちで鶏を育て捌いたり、野生のイノシシやシカを狩ったり、古民家を少しづづ補修したりしながら生活をしていた。
なんか楽しそう…。
また山に囲まれた長野での学生生活では、アウトドア(登山、自転車旅)にも熱中し、自然の中で過ごすことがますます居心地よく思うようになった。
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大好き!長野
そしてこんな出来事↓にも学生時代直面し、自身の日々の選択は人、環境あらゆるものに繋がっているんだと思うようになる。
こうしたことをきっかけに、山の中にあるゲストハウススタッフの古民家へ遊びに行ったり、酒米を作りに戸隠へ通うようになったり、タイの山奥のジャングル(Sahainan:サハイナン)で現地の人と一緒に生活したりもした。
特にタイでの生活は、食べ物は買うものではなく作るもの、ガスなし生活、夜は真っ暗など、一見不自由に思える生活だったが、みんなで工夫しながら生きる楽しさを実感できた。
また、現地の人の金銭・教育水準は私より低いように思えたが、笑いが多く、おおらかで今を楽しんで生きているように見えた。
人の健康、地球の健康が心のゆとりを生む大切な要素なのかなと感じた。
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ひんやり澄んだ空気が心地いい
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風通しもよくゆっくり休めた
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カオニャオという餅米におかずを包みながら食べる
これまでの私は、いい大学出て、いい会社に入って、時には海外出張にも行ってバリバリ働き、お金を稼いで、不自由のない暮らしをしたいと考えていた。
今思えばこれは私の心の声ではなく、世間の良い悪いに囚われていたと思う。
だけれどこれらの経験を経て、生き方というのは多様で決まりはない!自分の思うように自由に描いていけるんだ!とだんだん思うようになった。
そして、生きる上で欠かせない衣食住を自然の中で創っていけば、お金に固執しすぎず、自分のペースで自由に生きていけるのではないかと思うようになった。
世界の暮らしを巡る旅へ
日本含む世界では、その土地に合う自然に寄り添った方法で暮らしを創っている人が多くいる。
暮らすように旅をしたい。
多様な人々の生き方や知恵に触れたい。
世界はまだまだ広い。
来年春夏頃までは国内を、その後は海外をwwoofやworkawayを使いながら長旅したいと思っている。
旅の情報や様子は随時SNSで更新していく予定。
たくさんのいいご縁がありますように。
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日に日にこの町のことが好きになっていく