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私の本とカフェの原点へ

大学時代の寮のルームメイトと、松本へ先週末旅行した。 
1年だけだが学生時代を過ごした思い出が、たくさん詰まった街である。
松本を去ってから既に5年以上経った。
久々に街をゆっくり歩いて、当時と比べ変わってゆくものはたくさんみかけるが、ここで過ごした思い出は色褪せない。
むしろ街を歩くと鮮明に思い出が蘇っていくようだった。

晴天の中の松本城
自然と街との距離が近いところが好きだ


そうそう松本には、私にとって思い入れの強いあるカフェがある。
駅前から県の森公園につながる大通り沿いにある、栞日というカフェだ。

栞日に初めて来たのは大学1年生のとき。
通りがけに、いい雰囲気だなーと思ってなんとなく入ってみた。
入って飲み物を注文して2階へ上がったら、見たことないような雑誌や本がお洒落な本棚にズラリ。
ついつい手を伸ばしたくなるような表紙に惹かれ、ページをパラパラとめくる。

その時に出会ったのがSPECTATORという雑誌。
私は当時、色んな人に出会って話すことが楽しくてしょうがなかった(それは今でも!)。
色んな人に出会ってその人の考えや生き方を知る。
それで自分のことを見つめ直す。
人は人から学ぶんだなぁと感じた。

これまではそうしたことを大学や旅先などリアルな場で感じることが多かったが、あまり馴染みのなかった本でも色んな生き方や世界を知れるんだ!!とSPECTATORを読みながらわくわくしたのであった。

SPECTATOR最新号


松本へ行くと必ずや栞日に行って美味しいコーヒーと共に並ぶ本を眺めたくなるなぁ。

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