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山田火砂子さん〜92歳の女性映画監督〜

元気な高齢者のロールモデルを探しています。
その一人が、92歳の女性映画監督「山田火砂子さん」。

「わたしのかあさん〜天使の詩〜」という映画が最新作です。
聡明な娘と知的障害のある母親との日常を描いた作品です。
実は、山田監督の娘さんが知的障害者なんだそうです。
山田さんは「ともに生きる社会を実現する」をテーマに、映画を撮り続けています。

私が高齢者のロールモデルを探し始めたのは、
歳をとることをネガティブに考えたくない、という理由からです。

歳をとると身体が不自由になりますよね。
私は60歳ですが、最近身体の不調を覚えるようになり、急に歳をとることが怖くなってきたのです。
「歳をとることは怖くない」と自分を励ますために、ロールモデルとなる元気な高齢者を探しています。
その一人が、山田火砂子さんというわけです。

山田さんは週3回の透析治療をしています。
山田さんは車椅子にも乗っています。
透析で時間の制約があり、
車椅子で行動の自由を制限されています。
でも、思考は自由で、「考えている時間が一番楽しい」と言われていました。

歳をとると、身体に不自由なことは多くなりますが、
思考は自由で、より深く、より豊かになるのですね。
実際、山田さんは、また次の映画を撮りたくなったそうです。

山田火砂子さんは、私のロールモデルになりました。



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