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「何のために生きているのか?」とつぶやく時は、『つまんない時』
還暦を迎えたからなのだろうか?
「これから自分は、何のために生きていくのだろうか?」という問いが、ふと頭をよぎることがある。
仕事に対するモチベーションが上がらない。
旅行に行ってもすぐ疲れてしまう。
あれほど行きたかった海外旅行も、もう行かなくていいかな?と思ってしまう。
「歳をとるということは、こうもやる気がなくなるものだろうか?」
と感じていた。
そんなとき、この本の一節が目に止まった。
つまらないと、もっと他にやることがあるはずだと思う。・・・他のことをやれる能力があると、無条件に考えているなら、うぬぼれに近い期待が、自分にあるのだと思う。そのうぬぼれを少し高尚な言い回しにしたのが、私にとっての「何のために生きているか?」なのだ。
要は、つまんないのだ。飽きているのだ、自分と日常に。
自分の生き死にになんらかの価値や意味をつけたくなったら、誰かに認めてもらおうとする前に、軽い気持ちで新しいことでも始めたらいい。ただ、それだけのこと。
そうか!偉そうなこと言っていないで、何か始めてみればいいのだ。
何をしようかと考えるのも楽しいし。
失敗して七転八倒するのも楽しい。
人のことを考えるから楽しくなくなるのであって、自分のことだけ考えてみればいいのかもしれない。