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登録販売者の勉強

薬の元になる薬用植物や成分の作用を知るとすごく楽しくて
TVの医薬品のCMにハーブで学んだ植物成分が出てくると余計に嬉しくて
こうして医薬品はできていくんだと、ハーブは今も昔も私たちの治療に役立ってくれていることに、植物の恩恵に感謝の気持ちは深まりました。

そこで、薬剤師を目指すのは年齢的に無理なので、登録販売者とはどんなものなのか、ちょっと勉強してみようと思いました。
登録販売者資格は、独学でも受験できるということ、
それなのに国家資格であることが魅力でした。
1冊の参考書と1冊の問題集で2か月間集中して勉強しました。
得意分野の科目もあれば苦手分野もありましたが、せっかくなので合格を目指しました。やってみて良かったのは、登録販売者は、薬の成分に詳しくなるわけではなく第2類、第3類の医薬品を販売できる資格ですが、勉強してみて、なるほどその通りでした。

1つの例として、手作り石鹸の講座では「苛性ソーダ」という劇薬を使います。苛性ソーダはハンコを持って住所氏名を書いて購入します。苛性ソーダをいつもの薬店に買いにいくと、必ず奥から薬剤師が出てきて「使用目的は?」と聴かれます。
毎回毎回、分かっているのになんで聴くのかな?と思っていたのですが、
薬機法で決められていたことだったのです。
知識としては面白い勉強でした。自分の講座にも役立ちました。
薬店に並ぶ漢方薬や医薬品の成分を眺めるのも楽しく、長い時間をドラッグストアで過ごすこともありました。
周りからは、何をしているんだろうと思われていたことでしょう。

登録販売者の勉強で、これは困った!というのが漢方薬です。
漢方薬の独特な言い回しがあり、試験ではそこからどの漢方薬なのかを選ばなくてはいけません。
幸い、試験には得意の暗記で乗り越えましたが、実際は何も分かっていませんでした。

これがきっかけになり、気になっていた漢方の勉強を始めることにしたのです。

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