見出し画像

居場所をどこに置くか

 今まで車での出勤を禁止されて以来、医師の診断書を基に昨日2か月ぶりに車での通勤をしました。自分が寒い中バスを待っているのに、他の大人たちは悠々帰っていく様は少しトラウマ。しかし、今回は自分の番であり大人が残業で帰れない中、定時で僕は帰る。仕事がないのだから合理的である。

 入社以来2年は本当に勤勉に働いていたつもりで、具体的なことは言えないが中核を動かす重要な業務を一人で回していた。カラオケのときも沢山いるバイトを店長の僕だけでなんとかしていた。興味があることや頑張りたいと思うことは徹底的にこなす。
 では、なぜ全く仕事をしなくなってしまったかといえば、簡単に言えば人間関係。というか、なんらかの不満やストレスが積み木のように積み重なり、その重圧に耐えきることができなかった私は爆発する。何度も。小爆発のようなものと捉えてください。その様子を直で知っている社員は当然辟易とする。更に田舎という狭い文化は直ぐに噂が広がり「蒼星って根はそんなやつなんだな」といった雰囲気が蔓延し居場所がなくなる。
 そんな状況が嫌になり、ついに仕事を放棄するようになるが私の仕事量は膨大だし引き継いだものが地獄を見る。当然恨まれるし、仕事を与えてもらえなくなる。「仕事に来ているのにしごとをしていない状況」はちょっとでもやる気を残している僕には精神をすり減らす。 

 その頃インターネットではどうかといえば、蒼星の心は完全に荒んでいて仕事の愚痴を過激に投稿してみたり、ストレス発散のために不特定多数を攻撃する日々。日常ツイートほぼ無し。当然フォロワーは蒼星に対して心を閉ざし、危険物扱いをしてくる。
 このままではよくないと思いつつも、これが「蒼星のキャラ」でそのアイデンティティを捨ててしまったら誰もついてこず、本当の意味で独りになると本気で思ってた。だがそんなことはない、最初はなんか雰囲気変わったな程度、1か月後には昔の蒼星の人格など誰も覚えていない。皆他人に興味がないんですね。

 話を戻しますが、今は全く仕事をしていません。もちろん仕事の指示を受ければ会社員である以上やることはやるがクッソ適当。早く終わらせて何かしらのインプットをすることしか考えていません。なぜか?興味がないから。
 興味がないことは昔から一切「できず」、例えば1日8時間やってたゲームをある日突然やらなくなった時もありました。今回の仕事も同じこと。じゃあ今何に興味があるかといえばこれです。文章ね。
 文章を高頻度で出すには常にネタに飢えていなければならず、当然社会活動をして惰性の日々を続けていたらまともにネタも集まりません。自分でネタを見つけに行く工程が必要となります。または思ったことを文章に起こすべく、頭のリソースを使う。仕事をしていなければしていないほど日常生活の充実度が上がり、創作力が増す。皮肉ですね。

 冬なのに未だに引っ越しの日程が出ていないことにイライラしていますが、そんな話は置いておいて私が関東へ行った際仕事に興味を持っていかれすぎないようにしっかりと田舎から感性を持ち出していこうと思います。しばらくは自分の興味は読者やフォロワーへ向けたい。
 きっと都会の方がネタがたくさんある。


僕のおくすりだい