フユサンゴの実
あたたかみのある濃いオレンジ色のかわいらしい実!
冬に赤いサンゴのような美しい実をつけるので「フユサンゴ」とのことでこれはいい名前だなぁと思う。
花より実を鑑賞する園芸種で、鳥が運んで各地で野生化しているそう。
小さい木で、足元の低い位置に美味しそうに見える実がたくさんつくので小さい子供が口にしてしまいそうだけど、ナス科ナス属で(イヌホオズキ、ワルナスビ、ヒヨドリジョウゴなどと同様)全草にソラニン(ジャガイモの芽に含まれる毒成分)を含み有毒なので注意が必要!小さな子供やペットがいる家庭では育てない方がよいとのこと。
フユサンゴ(冬珊瑚、学名:Solanum pseudocapsicum)
ナス科ナス属(ソラナム属)の常緑小低木。花期は5~9月。
メキシコ南部やブラジルなどの南米原産。
別名 タマサンゴ、タマヤナギ、ソラナム、クリスマスチェリー。
耐寒性が弱いので園芸的には1年草扱い、でも関東地方以西の暖地であれば戸外で冬超し可能とのこと。
高さは30~45cm。
花は花径1cmほどのイヌホオズキに似た白い花が咲く。
果実は直径1cm強ほどで8月頃からでき始め、緑色(白色)から、熟するにしたがって黄色、オレンジ色、朱色へと変化して熟した後も長く木に残り、10~1月と長く楽しめる。
大きい実がつく品種「ビッグボーイ」、斑入りの葉の品種「スノーサンゴ」などがあるそう。
全草にソラニンを含み有毒。