トンボ
奇跡的に、赤とんぼが目の前でじっとしていてくれた。
赤とんぼとは、トンボ科アカネ属のグループに含まれるトンボを言い、狭義では「アキアカネ」のことなのだそう。知らなかった!
トンボ科アカネ属のトンボは日本では21種類が記録されていて、ややこしいことに、アカネ属のトンボにも赤くないトンボも含まれていたり、逆に、アカネ属以外のトンボに赤いトンボがいるのだそうで、素人が見て簡単に種類がわかるものではなさそう。
今回、アキアカネなのか?ナツアカネなのか?調べてみようと思ったけれど、ポイントは胸の模様とのことで捕まえないとわからないもののようなので断念。
下。
シオカラトンボはわかると思ったのだけど甘かった。
体表に白い粉を吹くトンボは国内だけでも10種類以上いるそうで、特にシオカラトンボ、シオヤトンボ、オオシオカラトンボの3種類はよく似ているそう。
●シオカラトンボ
シルエットは細く長い。翅の縁紋が黒色。
複眼の色は青と緑に灰色を少し混ぜた色。
●シオヤトンボ
シルエットが太く短い。翅の縁紋が橙褐色。
複眼の色はシオカラトンボよりも少し灰色味が強い。
●オオシオカラトンボ
シルエットが太く長いのが特徴。後翅の付け根に黒い紋がある。
複眼の色は黒っぽい。
シオカラトンボと大きさはさほど変わらない。
※3種類とも青に粉をふいたカラーは成熟したオスで、メスは黄色に黒い模様が入ってムギワラトンボと呼ばれ、未成熟のオスはメスと似ているそう。
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