オオツルボ(シラー・ペルビアナ)
これは、学名の「シラー・ペルビアナ」と呼ばれることも多い地中海沿岸部に分布する球根植物で、分布域では道ばたや草原、牧草地や森林の開けた場所などに自生するそう。その光景を想像すると、異世界めいた不思議な感じがする。
生命力が強く植えっぱなしでも増えていくのだそう。
隣の街路樹の下にもひとつ咲いていたので、近所の庭から種が飛んできて落ちたんだろうか。来年はもっと増えるのかもしれない。どう変化するのか、時々見に行こう。
オオツルボ(大蔓穂、学名:Scilla peruviana)
キジカクシ科ツルボ属(シラー属またはスキラ属ともよぶ)の多年草。
花期は5~6月ごろ。
原産地は地中海沿岸。
ワイルドヒヤシンスという別名もあり。
日本には明治時代に渡来。野生化しているものも見られる。
白花もある。