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境界線を引いてしまうのも共感覚のせい

共感覚(きょうかんかく、シナスタジア、英: synesthesia, 羅: synæsthesia)は、ある1つの刺激に対して、通常の感覚だけでなく 異なる種類の感覚も自動的に生じる知覚現象をいう。(Wikipediaより引用)

おばんです。
Aohです。
今日はなんか適当に書きます。

MIU404を久々に見た話

テレビドラマは結構見る方でして、月9系恋愛ドラマはそんな得意じゃないしなんなら嫌いっすけど、刑事ドラマとかは割と好きなんすよね。
中でもわりと屈指に好きなドラマに「MIU404」っていう星野源さん綾野剛さんW主演のドラマがあるんすけど、これがこの前アマプラまで落ちてきてたんすよ。

ざっくりとしたあらすじを説明しますと、刑事事件の初動捜査を行うための機動捜査隊に配属された星野源と綾野剛がなんやかんやして事件解決していく話です。
ざっくりしすぎだな。

脚本の方が石原さとみ主演の「アンナチュラル」、主題歌がみなさんご存知、Lemon/米津玄師のあのドラマの方なんですよ。懇意にしてるのか今作の主題歌も米津玄師の感電。それゆえに星野源をガチ俳優起用っていう意思が感じられた作品っす。

この脚本家さんが、わりと心に響くテーマっつうか言葉を残してくれる人でして個人的に1番刺さった言葉は、自分がもし誤った選択をした時にそれを他人にいう事ができるのかなって不安になる九重を諭す陣馬さんのシーン。

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“間違いも失敗も言えるようになれバーンって開けっ広げによ。最初っから裸だったら
なんだってできるよ。”

この言葉今日見るまで忘れちゃってたな。大事っすよ自分の非とか間違いを認めて生きるっつうのは。その経緯含めて見たらもっともーっっと響く言葉なので是非見て欲しい。(第6話:リフレイン)

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誰しも持ってる共感覚

んで単なるドラマレビューじゃなくてなんでこんなタイトルにしてるのって話なんすけど、結構、共感覚的なもので何かを思い出す演出、ドラマって多用するよなってふと思ったわけです。

冒頭の引用でも説明したとおりですが、共感覚ってのは、ある種の知覚作用に伴って別の知覚作用が引き起こされる現象です。多分あってる。

いや、というのもですね、共感覚とひとえに言っても、インターネットで検索するとその定義が結構曖昧といいますか、音に色を感じるとかそういう先天的でアーティスティックな才能のことをいう場合が多いみたいで。Wikipediaもわりとそっちよりかな。
でもそれだけが共感覚ではないと個人的に思うんすよねって話。

例えば、皆さん麻婆豆腐の匂いを嗅いだ時に、ちゃんと麻婆豆腐の映像が思い出されません?海の潮の香りを嗅いだら、そこが海でなくともさざ波と青い海とかが映像として思い出されると思うんすよね。
個人的に例を挙げると、この前自転車でぶらぶらしてたら不意に100円ショップの前を通ったんすよね。100円ショップってビニールっつうか独特の匂いあるじゃないすか。あの匂いが、いつだか行った湘南でサンダルを買った100円ショップと不意に結びついて、そのせいか湘南の海が不意にフラッシュバックしたんすよ。

これ匂いに限った話ではなくて。
僕、Night onっていう04 Limited Sazabysの曲をbgmにしながらランニングをしていた時期があったんすよ。なのでNight onを聴くとわりと夜のイメージなんなら地元の公園が思い浮かばれます。あとはわりと結構好きだったあの子に振られた夜に聴いてたヤングアダルトっすね。ヤングアダルト聴くと心なしか胸キューンってなります。
Vaundyの不可幸力を聴くと友達と見たオンラインライブが思い出されて、その時飲んでたホットワインの味が浮かぶとか。
この場合は聴覚ですね。

あとはシチュエーション→記憶かな。
これが結構ドラマで多用されてる。と思う。

今回紹介したMIU404を例にとると、星野源演じる志摩はわりと人に、っていうか綾野剛演じる伊吹に指をさす癖がありまして、注意するときとか特に指をさすんですよ。

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第1話において、はじめに伊吹が指をさされたときは路上でして、車がそばを通過している時だったんですね。その後わりと中盤で、1話で追ってる事件への何とも言えない違和感を持った伊吹がその正体を探っている時に、志摩に指をさされたのを皮切りに、伊吹が路上でそばを通り過ぎた車のエンジン音がこの事件のキーであることに気づくっていう演出があったりとか。

あとはさっき取り上げた第6話でもわりと似たようなものがあったかな。志摩はあるトラウマをきっかけにウイスキーが飲めないんですよね。ウイスキーを飲もうとするのを皮切りにしてそのトラウマがフラッシュバックしちゃう演出があったりとか。

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なんだこの星野源イケメンだな。ムカつくな。このカットだけ見るとウイスキーのcmが来た星野源にしか見えねえな。まあシチュエーション→過去のトラウマっていう演出っすね。

刑事ドラマとかはわりと何か闇を抱えた人間をメインキャラにしがちなんでこういうトラウマ喚起演出はめちゃくちゃ起用されてるイメージ。

まとめと雨とペトラと感電

・広い意味での共感覚っていうのは「知覚と記憶の結びつきがどっちかきっかけで呼び起こされるもの」ってことではないか
・それを利用した演出、わりとドラマでは多いよなっていうの不意に思った

って話でした。
中学生のころとかはテスト中とかに、”あの曲を聴いていたときにこの範囲の勉強してたから、頭の中であの曲流せば思い出せるんじゃねえか”って思ったことがあって、三割くらいの確率で成功したのでおすすめ。

ドラマのこの類の演出はさっきも言ったけど主人公のトラウマの演出とかによく使われると思うんすけど、個人的にはこれがわりと嫌いじゃないし結構好きなんすよね。多用されると冷めますけど。

ってわけでここらでブログのタイトル回収。これはバルーンさん作詞作曲の「雨とペトラ」って曲のワンフレーズです。貼っておくのでぜひ。

うーん好きだなあ。疾走感の中に哀愁を漂わせる切ない一曲。

あとついでに感電も貼っておくわ。

米津玄師らしからぬ明るめの曲調でポップな一曲って感じだけど、はっちゃけてて好き。自然と乗らせてくれるこの曲に。

終わり

以上‼
今日は雑談寄りのテイストで書いたけど、一応曲紹介はしたんで曲紹介ってことにしときますわ。

グッとくるもんがあったらグッドボタン👍
じゃなくてスキを僕にください。

深夜に音楽漁ってるそこのYou‼️
夜中にこの世で1人みたいな感覚に陥ってるそこのYou‼️
俺が色々おすすめしてやっからそれ聴くだけでお前の勝ちだ。

サポートしてくださる方が実在するとはにわかには信じ難いのですが、実在するならば感謝してもしきれません。