楽しむための第1楽章~チーム『Jongsemble』結成に至るまで
はじめに
第1期よつばリーグドラフトお疲れ様でした!
本配信アーカイブはこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=W9Mce967IPg&t=2256s
ありがたいことに私も今期リーダーを務めることとなりまして、私のチーム『Jongsemble(じゃんさんぶる)』は、今シーズンは以下のメンバーでチームを組むこととなりました。
この指名を受けて、ドラフト後のリーダー座談会では「雀聖取ってるじゃんやべえと思った」「やってんな」「待て、血迷うなって言いながら自チームの指名選んでた」「ヒールみたいなチーム」等の数々のありがたいお言葉をリーダーの皆様からいただきました。
まあ実際段位的にはいかつい見た目のチームになっちゃったよなあというのは私も思っているところではあります。
とはいえ、「結局段位かよ!」「配信者優遇かぁ?」みたいな損なイメージは持たれたくないなと思ったので、チームの方針や指名の経緯について文章でまとめさせていただければと思った次第です。
チームの方針
そもそもの話として、こういったリーグ戦では「ドラフト時点で段位が高い=優勝!」なんて簡単な話ではありません。一人数戦、トータルでも20前後の試合数では上にも下にもどっちにもブレます。それが麻雀。
段位はあくまで一つの指標であり、それだけで決まるほど話は簡単ではない。それを承知のうえで、今回どういうチームを作りたいか。
それを示すための第一歩が、全チームで一番乗りだったサポートメンバーの発表でした。
ダメもとで打診してみたら快諾いただけました。正直私もビビってます。
一方で、お呼びできて嬉しいと思う反面懸念していたことが一つ。
それは、サポートメンバーお呼びしたのに勉強が盛り上がらなかった、となることでした。盛り上がるだけ盛り上がっておいて発表時がピークなんてことになってしまっては「何のために呼んだんだ」という話になってしまうので、それはいろんな方面に失礼だなと。これだけすごい方にお越しいただけるのなら、こちらも相応の姿勢を見せる必要がある。
「あのチームが一番麻雀の話してたな」と自他ともに認められる、それが可能なメンバーを揃える。『じゃんさんぶる』の「楽しむ」は、麻雀の学習を楽しむことで実現する。これを最大の目標として、ドラフト当日に臨みました。
各選手の指名理由
1巡目指名 こだちさん
もはや説明不要でしょう。今期のドラフトで最も注目を集めたのはこのお方。
・麻雀モチベの塊
・チームの空気をいい方向に1人で変えられる
・発信しようとする意欲、力に秀でている
・ワシが育てたってドヤ顔したい
・その他諸々とにかく取りたい
最初に凸いただいたときに「あ、ドラ1決まったな」と決めたくらいには圧倒的な印象でした。チームに必要とされる人(人……?パンダか……?)ってこういう要素持ってるもんだよなと。
そして競合覚悟で突っ込んだ結果……
私と宮本プロ「3までは覚悟してたけど4は多いよ!!!!!」
案の定ルーレットに。とはいえこのリスクを負ってでも指名する価値はあると踏んだ。あとは天に委ねるのみ。
心の中の日○さん「石○さん!3対1はどっちが有利だと思いますか?」
心の中の○橋さん「一般的には3とされていますね」
私と心の中の○吉さん「だぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
宮本プロ「10分待って(制限時間5分)」
こうして2人の男(と馬1頭)は頭を抱えながらドラフト戦略を再考する羽目になりました。
1巡目指名(再) むあさん
むあさんについては、2巡目で取るかこだちさん外したら繰り上げるかの2択で考えていました。
【主な指名理由】
・配信頻度の高さ
・麻雀に対するひたむきさ
・リーグ戦をやってみたいというモチベーション
こういう人にリーグを経験してほしい、段位上がってほしいという要素が感じ取れたので、指名させていただきました。凸自体は裏で行ったのですが、お話を伺っていて「ああ、この人素敵だな」とピンとくるものがあったので急遽それまでの構想をひっくり返して指名を決意した次第でした。選ぶ側が言うのもアレですが、凸待ちは本当に一発逆転の可能性ありますね。コンスタントに配信できるのは本当にすごい。
2巡目指名 一夜一海さん
無事に致命傷を負いながら1巡目指名を終えたわけですが、ここでまたしても悩みが生まれてしまいました。
というのも、上位指名候補に入れていた星咲半月(ほしざきはるな)さんをルーレットから逃げやがったわなわなさんに掻っ攫われてしまっていたのです。
まあ残ってないよなー、わかるわぁと思いつつも完全に困った。こだちさん、ほしざきはるなさん、むあさんから2枠取るのを理想だと思って臨んでいたので、この時点で当初の予定からはだいぶ逸れてました。
そんな中で「考えるのに5時間欲しい」と駄々をこねながら見まわしたリストの中に、非常に魅力的な名前が。
【主な指名理由】
・自分自身が楽しむ、かつ周囲を楽しませることかできる
・配信や段位戦のモチベーションが高い
・他リーグでも結果を出している実力
ここまでチームにいてくれたら助かる人そうそういない。しかし、一海さんの指名にあたっては大きな懸念もありました。
「以前から知ってる人だし……配信できるし……現時点で十分強いし……今回初めましての非配信者や今段位が低い人を伸びしろ期待で取るべきか……?」
心の中の天使「そんなに無理やり指名方針を曲げてもいいの?あとで後悔すると思うよ?魅力的な人なんでしょ?」
心の中の悪魔「気にすんなって、取っちまえ取っちまえ!雀聖だらけのチームってのもオツなもんだろ?」
心の中の天使と悪魔「「ほな指名かあ」」
ー完ー
まあ真面目な話、「あなたはこれができるので取りません!」ってのも頑張ってる人に対して変な話だよなと思ったので、最終的に指名に踏み切りました。自分で言うのもなんですが、特に配信って思った以上に労力要るので、そこをポジティブにできるのはすげえよなと。モチベーションがあって努力されていることは素直に評価すべきだろうと判断して指名に至りました。
ちなみにここで取らなかった場合3巡目で宮本プロとルーレットしてた世界線があったらしい。あぶねえ。
3巡目指名 シレンさん
Xのアカウント https://x.com/c2r0e2n7
3巡目の枠の方に求めていた要素は以下の通りでした。
・非配信者
・リーグ参加経験がないor少ない人
・意欲がある人
・自分の凸待ちに来てくださった人
・なんなら自分の配信にもよく来てくださる人
しかしここでまたしても大きな問題が2つ発生しました。1つはゴルチャンダイさんに取ろうと思っていたはたポンさんを持っていかれたこと。こいついっつも計画狂ってんな。
はたポンさんのX:https://x.com/hata_ponpon
そしてもう1つの問題は……
該当者が多すぎる。
応募者の質・量ともにえぐかったんですよ本当に。ありがたいことですけれども。
その中でもシレンさんを選ばせていただいた最後の一押しになったのは、Σリーグ落選後に挑戦してみようと思ったという言葉でした。
リーグのドラフト選ばれないってホント悔しいですよね。私自身何度も経験しましたが。ドラフト落選を機に、もうええわとリーグから距離を置く人もこれまで何人も見てきましたし、それ自体ある程度仕方のないことだろうとも思うところはあります。しかしながら、その一方で確かに存在する、悔しい思いをしても、それでも前を向こうという姿勢を通せる方。その姿勢は本当に尊敬すべきものだと思いました。
取りたい方はまだまだ残っていましたが、そういった考えもあって最後の最後にシレンさんの方に気持ちが押されました。こういう方にこそ、リーグはいいものだと思っていただきたいですね。
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました。幾度の紆余曲折を経て出来上がったチームですが、正直これはこれでよかったなとも思っています。思うように進まないのもまたドラフトの面白さですね。段位が高いから取る、ではなく、取りたい人が偶然段位が高かった。こんな巡り合わせもあるんだなという驚きも正直あります。
これからのチーム活動では、内輪で盛り上がって終わり、ということにだけはなるべくならないように頑張っていきたいと思っています。
ドラフト選ばれなかった方や、そもそも応募していなかったような方にも見ていただけるのがチームとしては一番の理想だと思っています。決して簡単なことではないですが、それを実現することが可能なメンバーは集めたつもりです。ここからが本当のスタート。全員で全力で楽しんでいきます。
よつばリーグを、チーム『じゃんさんぶる』をよろしくお願いいたします!