˗ˋ 議員研修報告 ❹台中市 清水区訪問 ˊ˗
2024年10月17日(木)
友好協定締結に向けた
【台中市清水区へ表敬訪問】
台北から車で2時間程
南西の位置
台中市清水区へ表敬訪問しました。
区と言っても人口規模は当町の5倍ですが
自然豊かで市街地から少し外れた位置関係
大きな地震での被災経験や
歴史文化・音楽に力を入れていたりと
面白いほど
御船町と共通する点が多いようです。
この度、友好協定締結に向けて準備中ということで、
町長・議会・企業連絡協議会にて訪問しました。
清水区役所では、歓迎のお出迎えがあり
お互いの挨拶に紹介等、交流させていただきました。
次に清水小学校へ移動し、そこでも歓迎を受けました。
清水区では子供達の教育に力を入れられており
特に音楽については小学校・中学校・高校それぞれで
音楽専用のクラスがあるそうです!
小学校では、合唱及び演奏を披露して頂きました。
演奏は子供の出し物感が無く、素晴らしいもので、感心してしまいました。
さらにバイオリンなどの弦楽器を
低学年の児童も演奏しているのにも驚きました。
次に
日本建築で建てられた旧清水小学校へ。
教員宿舎跡は台湾の偉人「關於楊肇嘉先生紀念館」に
別棟は子ども図書館として日本建築をそのまま維持し使用されていました。
畳に似せたラグを敷き詰めたコーナーには
丸い座布団にちゃぶ台があり、家に居るよう。落ち着くスペースでした。
古い建物を綺麗に維持するには見た目よりずっと費用がかかります。
歴史文化を大切にできる余裕がある財政状況がみてとれました。
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清水区の区長 蔡慶生氏の挨拶の中で
「観光・文化・教育について
密接に連携することにより
双方の繁栄を願っている。」
と述べられました。
子供達の国際交流も盛んに行われている清水区。
近い将来に御船町とも交換留学が出来たら良いですね。
清水区との友好協定を機に
観光や歴史文化をシビックプライド醸成の土台としながら
音楽やスポーツで豊かな感覚を養う
御船町独自の子育て環境づくりが
加速していくのではと
期待を膨らませる訪問でした。