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˗ˋ 議員研修報告 ❶サイエンスパーク ˊ˗

10/15(火)〜10/18(金)
台湾へ
町長・企業誘致担当チーム・御船町企業連絡協議会と議会にて
視察研修に行ってきました。

菊陽町周辺の自治体として
半導体関連産業の企業誘致に
期待が高まる中
御船町の動きについて
議会でも度々話題になっておりました。

企業誘致のための渡航費など予算計上される度
説明を受けておりましたが
この度は現地にて実態を確認してまいりました。

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2024年10月16日(水)

【新竹サイエンスパーク 視察】

台湾のGDPのうち16%が半導体産業と言われているそうです。
あのTSMCの熊本第一工場の規模でもTSMC全体から見ると生産力は約4%程度しかないそう。
その莫大な半導体製造の生産拠点は
サプライチェーンを集積する現在のサイエンスパークの整備から歴史は始まったようです。

台湾各地にあるサイエンスパークのうち、
新竹地区のサイエンスパークへ伺いました。
藤木町長が2022年に
ここ新竹を訪れたことから
動きはじめた御船町の台湾の企業誘致戦略。

何と今回は通常外部者が入ることができないパーク内に
招き入れていただきました。
約2年間に渡る、御船町企業誘致担当者と現地の方々の関係性の深さを感じました。

サプライチェーンが一帯に集まるメリットは
物流や作業の効率化はもちろんありますが、
ここでは産官学に”研”を加えた連携
「産官学研連携」をビジネスモデルとし、成功しています。
これは熊本県としても参考にされていると思いますが
今後、研究機関の誘致・立地も町としては可能性がないかと思いました。

また、特徴のひとつとして
サイエンスパークの敷地は国有地だそうで、企業は賃貸にて入居する点。
600社のうち40社が毎年入れ替わっています。この新陳代謝も良い面だなと感じました。
日本企業も製造設備・化学物質の供給を中心とした企業が入居しているようです。

●質疑では
Q:環境について周辺への影響はどうか質問があり

A:環境に関する調査結果はリアルタイムで公開しており、
市民の安心感につながっている。
下水処理についても、国の指導を受けているが、
はるかに厳しい基準を下水管理には求めていて、放流地点に魚も泳いでいる。
という回答でした。

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