CFD株価指数―見通しとトレード戦略 2021年9月8日
CFDトレードをやっています。個人の備忘録として相場見通しとトレード戦略を記します。ご興味ある方はご覧ください。
US30(NYダウ30平均に類するCFD)
「新高値更新は簡単ではない可能性」
「週足」
・上昇トレンド継続中も、上昇が鈍り、上昇角度がなだらかになってきている(2本の紫のライン)。
・2本の移動平均線(オレンジ:10MA / 赤:20MA)の角度もなだらかになり、レートとともに収束してきている。つまり、移動平均線のサポートが弱まりつつあるとみることができる。
「日足」
・9/7の相場は約400ポイント下落。大きめの陰線。移動平均線10MA(オレンジ線)、20MA(赤線)を下方に割り込む。週足でも確認できるトレンドラインとフィボナッチ23.6がサポートになった模様。
・紫のラインでわかるように、レートはトップを切り下げて、10営業日くらい続いていたレンジの下限(赤ライン)を切れた格好になっている。相場の地合いは強くないように思う。
・注目は、9/8の動き。トレンドライン付近でいったん止まったレートの反発力を見極める。これが弱ければ、下方に向けてトレンドラインブレイクか。その場合の目標はA、B。
・トレード戦略は、基本的にはA、Bのゾーンで反発狙いのロングだが、今までのように新高値を更新していく流れになるかは懐疑的。調整圧力が強まる可能性もあると思う。プライスアクションを注視して、反発弱ければ戻ったところは売り、の可能性も考慮。
「4時間足」
・下落後の反発力がどれくらいあるかを見極めたい。青い四角枠内でのプライスアクションを注視。注目は、下げてきているオレンジの移動平均線10MA。グランビルの法則で、これに押し下げられるようならショート。目標は、ピンク枠のAあたりか。この10MAを上方にブレイクするようならロングだろう。しかし、赤ラインの直近のレンジ高値付近を抜くのは難しそう。
*ファンダメンタル、その他
・9月7日のマーケットは、ビットコイン、金が大きく下落した。ビットコインの値幅は約1万ドルで暴落。ナスダック100、日経平均株価は堅調。米国のレイバーデイ(9月6日)明けには相場の地合いが変わりやすいらしい(2008年のリーマンショックもこの時期から大きく下落が始まった)。9月はアノマリー的に米株相場があまりよくない。「米コロナ経済対策の失業保険上乗せ措置」も9月6日に終了。FRBによるテーパリングも近づいてきている。米株、金、ビットコイン等は、調整が深くなる可能性があるので、よく見極めることが大切だろう。
*この記事は、投資を推奨するものではなく、個人的備忘録です。投資は自己判断でお願いいたします。